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【獣医師監修】犬がストーブ好きな理由とは?やけどなど飼い主さんの注意すべき点も解説。


ストーブ好きの犬は増加中!

The dog has a rest on wooden to a floor near to a fireplace

Igor Normann/shutterstock.com

近年、ストーブ好きの犬が増えています。

少し肌寒い日。愛犬がストーブの前を陣取って寝ていること、多くないでしょうか? 愛犬がストーブを使用する際に、飼い主が注意すべき点についてお教えします!

なんで犬はストーブの前に座るの?

近年、室内飼いの愛玩犬が多くなりました。室内で飼育される小型犬、中型犬の多くは元々暖かい地域原産の種類が多く日本の冬は彼らにとっては寒すぎます。 また一年中室内で過ごしているので、被毛は冬になってもあまり伸びず、寒いのが苦手な子も多いです。

そんな中、いつもの安心した部屋の中で暖かくなれる器具が登場! はじめは警戒するかもしれませんが、その温かさと静かさに犬たちは近寄って暖かいストーブの目の前を好んで寝だすでしょう。 ストーブはエアコンの様に大きな機械音がならずに温まるので、犬たちはストーブが好きであるといえます。

ただし犬たちがストーブ好きで使用するには、飼い主が注意してあげる必要があります。

近づきすぎないように気を付けよう。

犬たちはヒトと違って被毛があります。その為、ヒトが近づいて「熱い!」と感じる距離でも、犬たちは毛によって熱さを感じにくいのです。

一度暖かさがわかると、犬はどんどんストーブに近寄ってしまいます。 あまり近づきすぎると、被毛が燃えてしまったり犬が寝ている間に低温やけどを負ったりする事もあります。

また、犬が敷物にしている毛布などをくしゃくしゃにした時、ストーブに布の端が接触して火事になる可能性もあります。 その為、犬がストーブ好きである場合、飼い主が注意してストーブの周りにはサークルを置くなどし、犬や物がストーブに一定の距離をおいて触れないようにしましょう。

パネルヒーターやオイルヒーターがおススメ。

犬がストーブ好きで使用する際、やけどの危険性などがあるので、火のつく灯油ストーブなどよりもパネルヒーターやオイルヒーターがおすすめです。

犬は人間の子供の三~四歳児くらいの知能があります。逆にそのくらいの年齢の子供と同じような事をするのです。 小さい子供が危ないものに触れない様、親が気を使うように飼い主が注意しましょう。

犬も子供と同じような行動をとるので、子供用のストーブガードや子供でも安全な暖房器具がおすすめです。

乾燥の原因にも。

犬は、好きなストーブの前に何時間もストーブの前に座り続けることがあります。

しかし長時間ストーブの前にいることは、犬の皮膚の乾燥にもつながります。冬場は皮膚の乾燥によって、痒みやフケが出やすい時期です。 長い時間ストーブに当たり続けて皮膚の乾燥が酷くなるのは、犬にとって良いとはいえません。乾燥の少ないストーブにしたり、一日にストーブをつける時間帯を決めるなどの工夫と注意が必要でしょう。

愛犬がストーブ好きで、ストーブの前に座って温まるのは可愛らしい光景です。

ストーブを使うのには、気を使わなくてはなりませんが、犬にとっても身体が冷えるのは良くないことです。危険を避けてストーブをつかってくれるように、飼い主がきちんと気を使って注意点を知っておかないといけませんね。

屋外との温度差にも注意!

寒い季節をストレスが少なく過ごさせるため、安全に気をつけながら犬にもストーブを使わせてあげることは構いません。

しかし、犬に散歩は必須のことです。 ストーブで暖かい室内から1日に数回は外へ出かけて行くわけですが、このときあまりにも外が寒いと、その温度差にも注意が必要です。

若い犬なら少々のことは平気ですが、シニアになってくると寒さで体調を崩すことや散歩嫌いになってしまうこともあります。

犬が望まないなら、あえて寒い屋外に連れ出さなくても、ちょうどいいと思う飼い主さんもいるかと思いますが、屋外の空気を吸いさまざまな匂いを嗅ぐことは脳を刺激し認知症予防に、適度な運動は足腰の健康に、シニアになるほど散歩は大切なものなので、室内を温め過ぎないよう換気を行い、屋外との極端な温度差がないようにしましょう。

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