人気ランキングにみる名前(猫の名前)
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人気の名前(猫の名前)はココ、レオ、ソラ
名前の付け方の参考に、まずは人気の名前(猫の名前)を調べてみましょう。猫の名前の人気ランキング(2016年アニコム損害保険株式会社さん調べ)によると、2016年の猫の名前の人気ランキングでは、総合1位がココ、2位がレオ、3位がソラです。
男の子部門では、「レオ」が昨年に引き続き1位を獲得しました。2位「ソラ」、3位「コタロウ」も昨年同様の結果でした。4位「レオン」から6位「コテツ」までは、わずか6頭差となっています。出典:http://www.anicom-sompo.co.jp/name_cat/cat_2016.html
女の子部門では、根強い人気の「モモ」が1位を獲得しました。2位は、昨年3位の「ハナ」が獲得。3位の「ココ」、4位の「リン」はそれぞれ昨年の6位、7位からランクアップしています。
最近は和風やスイーツも人気
名前の付け方としては、純和風の名前(猫の名前)である「ゆず」「りん」「はな」「ひめ」なども最近人気です。いっぽう「あずき」「きなこ」「マロン」などのスイーツ系や、「コタロウ」「コテツ」「マサムネ」などの戦国武将系も人気上昇中です。このような名前の付け方は、ゲームの影響でしょうか?
名前(猫の名前)の由来は?
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由来別(外見、呼びやすさ、季節、アニメ、外国語)の名前(猫の名前)
名は体を表す、と言われるように外見による名前の付け方も多いようです。
和猫では「シロ」「クロ」「チビ」「トラ」などです。
また呼びやすい2文字の名前の付け方もよくあります。
「ココ」「エル」「ジジ」がその例です。
生まれたり、迎え入れたりした季節にちなんだ名前の付け方もありますね。
「さくら」「ユキ」「ナツ」「よもぎ」です。
またアニメなどのキャラ名も人気です。
「カリン」「小梅」「小鉄」「チー」「ミケ」
「サザエさん」の「タマ」や「動物のお医者さん」の「ミケ」は一般的な名前(猫の名前)ですね。
海外で人気の名前は、
英語(ベラ、マックス、クロエ)
フランス語(ミネット、ティグル)
ドイツ語(フィリックス、ルナ)、
中国語(豆豆『ドウドウ』、点点、黒黒、老虎、狸狸)です。
英語圏はドラマ(トワイライトのベラ)や映画(ハリー・ポッター、スター・ウォーズなどが人気)のキャラ名に由来する名前の付け方も多いようです。
変わった名前(猫の名前)
少し違和感もある名前の付け方ですが、猫にもキラキラネームがあります。
読み方わかりますか?
「苺愛」(いちあ、べりーあ)
「七音」(どれみ、おんぷ)
「希星」(きらら、きてぃ)
「琉絆空」(るきあ)
子どもにキラキラネームを付けることが一時期流行りましたが、猫の名前にも付ける人がいるようです。
名前(猫の名前)の付け方の工夫
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猫の名前の字画
猫に幸運をもたらす字画、飼い主に幸運をもたらす福招き名もあるようです。字画による名前の付け方に詳しいペットの姓名判断サイト(Petelkさん)によると、オス猫では桜比紅、メス猫では糀がよい名前のようです。
桜比紅くんの姓名判断の結果(猫)出典:http://www.petelk.com/rank.php?animal=2&type=2
前向きな性格。社会で活躍して地位、名誉を手にいれるでしょう。
椛ちゃんの姓名判断の結果(猫)
忍耐強く努力家。気合と根性で成功を掴み取る運気。
猫が聞き取りやすい名前(猫の名前)は?
猫の聴覚は、人間より高音域を聞き取りやすいようになっています。獲物の鳥類や小動物、昆虫の音域です。だから人間でも低音の男性より女性の声を好みます。単音節で濁音が入ったほうが良いとの説もあります。このような名前の付け方をすると、猫が聞き取りやすいかもしれません。人気の名前からだと、「ジジ」「あずき」「チビ」などです。
名前(猫の名前)ジェネレーター
ちょっと無責任な気もしますが、機械的に候補を挙げてもらう名前の付け方はいかがでしょうか。オスかメスか、や性格に関するちょっとした質問に答えるだけで、名前の候補を考えてくれるサイトがあります。英語ですが、イラスト付きなのでわかりやすいサイトです。
猫の名前ジェネレーター猫は名前を覚えてくれる?
名前に反応する猫の動画
うだまさんの猫が、名前に反応してシッポを振る動画です。左のハルちゃんは自分の名前に反応していますが、右のリクくんは何を言ってもシッポをぴこぴこ。うだまさんが小声で「ちがうでしょ!」と言ってるのが聞こえます。
名前(猫の名前)を覚えてもらう方法
猫の記憶力は非常に良い、との実験結果があります。
不快な記憶は忘れないので、執念深い、などと言われますね。
だから叱るときに名前を呼ぶのではなく、餌の時間に呼ぶときに名前を使うとよく覚えてくれます。
呼んだ時に目が合ったら餌を与える、または遊んであげる時やブラッシングをしてあげる時に名前を呼ぶ、これを何度も繰り返す事で名前(らしき言葉)で呼ばれたら嬉しい事がある、という摺り込みです。
逆に、イタズラして叱る時は猫の名前を呼んではいけません。名前(らしき言葉)を呼ばれて行ったら怒られた・・・もう行かない。となってしまうからです。叱る時は「だめ!」とか「コラッ!」と怒るようにしましょう。
また猫は声のトーンでも名前を覚えます。名前を呼ぶ時だけ高音で呼んでみたり、強弱をつけてみたりしてみて下さい。多頭飼いをしてる方は、それぞれに響きの違う名前を付けてあげる事も大事ですよ。似たような響きの名前では自分が呼ばれているのか判別出来ずに困惑してしまいますからね。
猫の名前の付け方は、いろいろありますね。でも大事なのは、その名前を付けた猫を長く愛しんであげることです。長く一緒に過ごして、なんども名前を呼んであげることができればいいですね。