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自宅でカンタン犬のトリミング方法!犬の被毛カットをしよう


トリミングの重要性について

トリミング

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犬にトリミングが必要な理由は犬の歴史にあります。
本来、野生で生きている分には生活するのに不利になるような身体的特徴は持たないはずですし、自分で毛づくろいをして体を清潔に保ちます。

しかし、犬はその見た目や人間の好みによって姿を、意図的に変えられてしまった動物です。

中でも優美さを求めて被毛の改良を重ねた結果、人間がカットして管理してあげる必要が出てきました。
また、頻繁にブラッシングをすることが一番ですが、毛玉になりやすい個所をあらかじめ短くカットしておくと管理がしやすいでしょう。

毛玉は外部寄生虫の温床になったり、毛玉によって体の可動域が狭まり動きづらくなることもあります。
他にも皮膚が毛玉に引っ張られて皮膚炎を起こすこともあります。
適切なトリミングや部分的なカットをしてあげることで犬の生活は快適になり、怪我や病気を防ぐことができます。

自宅でトリミングするときの道具

自宅でトリミングするとき、慣れていない場合は人手が必要です。
自宅で行う場合は犬の安全を第一に考え、犬を押さえる人とトリミングする人というように2人1組で行う方法が安全でしょう。

高い台などに乗せると大人しくなる犬もいますが、自宅という慣れた場所ではその効果はあまり期待できないかもしれません。
もしくは飼い主さんに飛び移ろうとしたりと落下の危険性があります。
台に乗せて行うのであれば、犬から決して手を離さないようにし、安全にカットができるように工夫しましょう。

はさみ・ブラシ・コーム・バリカンはどれも清潔なものを用意しましょう。
また、タオル・ガーゼ・消毒薬などの応急処置の道具は、万が一の時のために手が届く場所に用意しておきましょう。

自宅でできるトリミング方法

今回は、自宅でできる部分的なトリミング方法をご紹介します。
自宅で行えるトリミング箇所は犬の状態によっても異なりますが、できる範囲だけで構いません。

また、トリミング犬種だけでなく、長毛種も部分的なケアを行うことで犬の生活の質を良くすることができます。
常に犬の動きや様子に注意をして形にとらわれず犬の状態にあった方法でトリミングしてあげることが大切です。

トリミングの前に十分にブラッシングとシャンプーをしてよく乾かしておきましょう。
被毛や皮膚の汚れを落としておくことで、万が一バリカンやはさみで皮膚を傷つけることがあっても、感染症を最小限に留めることができます。

また、実際にどの程度毛を切るのか具体的な計画を立ててから切ることで切りすぎを防ぎ、手際よくトリミングができます。

自宅でできる部分的なトリミング方法

トリミング 自宅 犬

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お腹・内股・陰部回り

排泄物で汚れやすい個所なのであらかじめ短くしておくと良いでしょう。
はさみよりもバリカンで刈る方法の方が簡単にケアできます。

小型犬なら補助する人が犬をバンザイの状態にしてお腹を見せることでトリミングがやりやすいです。
大型犬なら横に寝かせた状態で片足を上げてお腹を見せます。

バリカンの使用方法は説明書通りに適切に使用し、音や振動を嫌がる場合は無理に使わないようにしましょう。
犬は見慣れない物を怖がります。
ましてやそれを、自分の身体に近づけられることなどとんでもない恐怖です。
できればおうちトリミングを行う前から、段階的に犬をバリカンに慣れさせておくと良いでしょう。

最初は電源を入れずに犬の側にバリカンを置いておき、怖がるようならおやつを与えながら飼い主さんがバリカンを握ったり触ったりして、怖い物ではないと犬に認識させます。
それができたら、電源を入れないバリカンを犬の身体に当ててみます。
慣れたら電源を入れるが犬には当てずに慣らし、平気になったらトリミングに挑戦してみましょう。

首回り・脇の下・耳の下

首輪擦れや耳を掻くことで毛玉ができやすい個所です。
首や耳の下の毛はコームでよくとかして、カットする部分のみ指で挟むように掬い取り、はさみとはさみの刃先が直接犬に向かないようにしましょう。

また、洋服を着せる方は脇の下の毛をカットしておくと毛玉が軽減します。

常に犬の動きを意識して、少しずつカットしていく方法を心がけましょう。
犬が嫌がったり動いたら、すぐにはさみを離すようにして無理のない方法で行いましょう。

足先・パッドの裏

足先やパッドの裏は、伸びすぎた毛のせいでフローリングで滑ってしまうので定期的にカットしましょう。

自宅でなら爪の先までかかるような毛ははさみで短くトリミングし、パッドの毛はバリカンで伸びすぎている毛を刈る方法が簡単でしょう。

また、パッドの裏をトリミングするときは足の上げすぎに気を付けましょう。

自宅でのトリミング中に注意すべきポイント

自宅でトリミングをする場合は万が一の怪我に十分気を付けましょう。

はさみやバリカンで舌切る・皮膚切る・目に傷をつけるなど出血を伴う怪我や、脱臼骨折・眼球吐出といった暴れる犬を押さえる時に怪我をさせてしまう可能性もあります。
自宅でできる応急処置の方法を再度確認し、適切な処置をして動物病院へ連れて行きましょう。

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