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猫が目を見開くのはなぜ?5つの理由を解説!


「目は口ほどに物を言う」「目は心の窓」という言葉があるように、喜怒哀楽の感情が最もわかりやすく表れるのが目です。

それは猫も同じで、目を見れば猫の気持ちをある程度読み取ることができます。一般的にリラックスしている時や満足している時には目を細め、緊張している時には左右の目の大きさを変えたり、眠い時には目が垂れたりするといわれています。

では、猫が目を見開いたり瞳孔を開いたりして目を大きくするのはどんな時で、どんな気分なのでしょうか。これから5つの理由に分けてご説明します。

猫が目を見開く5つの理由とは?

目を開く猫

pixabay.com

猫が目を見開き瞳をまん丸にしている時は、ただでさえ大きくてキラキラしている瞳がより大きく輝いて見え、引きつけられます。

愛猫家の方なら、そんな猫の魅力的な表情を一度ならず見かけたことがあると思いますが、その時の猫の様子をぜひ思い出してください。何かを一心に見つめていたり、体が硬直していたりしていませんでしたか?部屋の暗さはどうだったでしょうか?

ご自分が見た猫が目を見開いていた瞬間が、これからご紹介する5つの理由のどれに当てはまるかを考えながらお読みいただければ、より猫の気持ちを想像しやすくなること間違いなしです。

その1:興味があるものを見つけたから

猫が見開いた大きな目で、何もない空中をじっと見つめていることがよくあります。そんな時は大抵、飛んでいる小さな虫やゆらゆら揺れている紐、空中を舞っているホコリなどを目で追っています。

猫は動くものに興味を持つので、何か動くものを見つけると好奇心が掻き立てられ、ワクワクしながらジーッと目で追い続けます。そんな時の猫は目を見開いているだけではなく、全神経を集中し、顔を動く物体もしくは音のする方に向けて身を低くしていることが多いです。

視力は決してよくない猫ですが、動くものをとらえる動体視力は非常に優れていて、1秒間に4mmというわずかな動きでも感知できます。ですから、人間の目には何も映らなくても、猫は興味を引かれる物体に目が釘付けになっていることが多いのです。

その2:狩りをしようとしているから

猫はトラやライオンと同じように生粋のハンターなので、狩りの衝動が本能にインプットされています。

ですから現代の飼い猫も、たとえ十分な食事が与えられていても小動物を見かけたり、獲物らしき動きをするおもちゃを見かけたりするとハンターとしてのスイッチが入り、狩りのまねごとをします。

そんな時、猫は獲物にピントを合わせるために目を見開きます。獲物になるものは俊敏な動きをしたり、隠れたりするものが多いので、目を見開いて一生懸命ピントを合わせたり、瞳孔をまん丸にして光を多く取り入れてよりハッキリと見ようとします。

そんな時の猫の表情は真剣そのもので、ヒゲもピーンと張って前側に傾いています。野生に返ったような気分になっている猫の表情は、いつもと違い頼もしく見えます。

興奮している猫

pixabay.com

その3:興奮しているから

遊んでいる最中に興奮した時にも、目を見開いたり瞳孔が開いたりして瞳全体が真っ黒になることがあります。そんな時は鼻息も荒く、ダイナミックに動き回り、一緒に遊んでいると怪我をするのではとハラハラするほどです。

無我夢中で遊ぶ猫の姿は面白いですが、遊びがエスカレートしすぎて興奮状態になったら一旦おもちゃを隠してトーンダウンさせ、飼い主さんも猫も怪我をしないようにすることをお勧めします。

その4:びっくりしたから

人間もびっくりした時には目を見開きますが、猫も突然大きな音がしたり、不意に抱き上げられたり、同居猫が急に飛びかかってきたりした時などは、驚きや恐怖を感じて目を見開きます。この理由の時には、被毛を逆立てていることが多いです。

抱っこされることを不快に感じている猫は、抱き上げられてからもずっと目を見開いたまま、耳を横に倒し固まった表情をしていますし、身体も硬直しています。そんな時は猫の嫌がっている気持ちを尊重して、すぐに自由にしてあげてください。

暗闇の猫の目

pixabay.com

その5:暗いから

猫の瞳孔は目に必要な光を取り込む働きをしているので、暗い場所ではより多くの光を取り入れるために広げ、明るい場所では狭めて光の量を調整します。ですから、明るい部屋から暗い部屋に移動した時には瞳孔が開いて大きくなりますし、目も見開きます。

これはどの猫でも同じです。猫の目がよく変化するのは、光の調節を瞳孔の開閉で行っているからです。この理由の場合は猫の気分は関係なく、単純に「暗くて見えにくい」としか思っていないはずです。

ただし、今までご紹介した4つの理由の場合は猫の心理状態が関係しているので、部屋の明るさに関係なく猫は目を見開きます。

ぜひ猫の目の変化をよく観察し、どんな理由で目を見開いているかを見極めて、安全に遊ばせてあげたり不快感を取り除いてあげたりし、猫がストレスなく暮らせる環境づくりに役立ててください。

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