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ダルメシアンってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!


ダルメシアンの特徴

dalmatian dog and puppy

otsphoto/shutterstock.com

ディズニー映画の「101匹わんちゃん」で、一気に人気犬種の階段を上りつめたダルメシアンは、クロアチアで作出された大型の狩猟犬です。

なんと猟犬や番犬としてだけでなく、牧羊犬、軍の犬としてもいろいろと活躍した、とても優秀な犬種なんです。

体高が54~61cm、体重が24~32㎏ほどの大きさに成長する犬種で大型犬に分類されますが、大型犬ではなく中型犬に分類される事があるほど大型犬としては決して大きい犬種ではありません。

ダルメシアンの外見的特徴

Dalmatian dog

Dora Zett/shutterstock.com

容姿の最大の特徴は独特の水玉模様ですね。

ですが、生まれつき水玉模様があるわけではなく、生後2週間までは全身ホワイトのカラーで成長に伴いブラックやレバーの水玉模様が現れてきます。

これはパイボールド遺伝子とティッキング遺伝子によるもの、だそうです。

この水玉模様がいつどこで生まれたのか、という事は実はよく分かっていないのです。

しかし、とても美しくビロードのような肌ざわりの被毛を持っています。

そのような質感の被毛を持つのは、短毛種の中ではダルメシアンだけだそうですよ。

体つきもとても美しく、まっすぐでシュッとまっすぐに伸びた背筋、腰はきゅっと引きしまってスタイルがよいです。

筋肉質なので肩はしっかりとしています。

大きな耳が垂れているところもかわいいですよね。

ダルメシアンといえば、”笑う犬”としても知られています。

大好きな人や飼い主さんに対して、上の歯を見せるようにして上唇を丸めます。

その表情が笑っているように見えるのです。

飼い主さんに対して機嫌を取りたい時や、大好きな人に出会ったときに笑います。

普通、犬が歯を見せるのは牙をむくという行為で、威嚇行為になるのですが、ダルメシアンの場合は違うのです。

その表情は犬に対してはしません。

ちょっといたずらをしたときとか、ご主人に怒られまいと一生懸命に笑顔を見せる姿なんて、本当に可愛すぎます!

必死に歯を見せる顔なんて、なんだか、怒っているんだかなんだんだか・・・というような表情なのですが、一応、笑って見せているようです。

もう、可愛すぎて笑っちゃいますね。

そんな愛嬌もたっぷりのダルメシアンは、世界から愛され続けている犬種です。

ダルメシアンの寿命・体型

Portrait of beautiful Dalmatian dog looking at camera isolated on black background

funkyfrogstock/shutterstock.com

ダルメシアンは、もともと狩猟犬だったので逞しい骨格を持ち、筋肉質の体形をしていますので力は強い犬種といえます。

大型犬という事で、最近の小型犬ブームの中で会うとやはり迫力がありますけど、他の大型犬と比べるとスマートで、それほど大きくはありません。

しかし、体力はかなりあり走り回るのがとても得意です。

なんと、30㎞もの距離を走るだけの持久力をもっているそうです。

さすが、もともと馬車の併走犬としても活躍していただけありますね。

寿命はというと、12~14年だそうです。

大型犬の中では長生きです。

個体差がありますが、できるだけ愛情深く世話し、長生きしてくれるとうれしいですね。

ダルメシアンの歴史

Cute Dalmatian Dog In A Cornfield

DREIDREIEINS Foto/shutterstock.com

出身地はクロアチアのダルマチア地方と言われていますが、実は詳細に関してはわかっていません。

また、狩猟犬として作出されたといわれていますが、狩猟以外にも番犬・牧羊犬・軍用犬としても活躍した万能犬として知られ、様々な激務に耐えることができるほどの持久力と体力があるという特徴を持つ犬種です。

犬種名は、生まれた地方ダルマチア地方からとってつけられたといわれていますが、歴史上初めて登場したのは1771年で、イギリス人の自然史家であるトーマス・ペナント氏が著書の中で記述されたのが初めてといわれています。

さらに、イギリスに渡り馬車の伴走犬としても大いに重宝され、実用的な意味合いだけでなく、その美しさや優雅さも兼ね備えているという特徴を持つ犬種として愛されました。

ただ、自動車の出現により次第に馬車の役割が失われていくと同じように次第に人気も落ちていきました。

人気が急落しましたが、当時の消防車は馬が引いていましたので、その伴走犬として活躍したことによって復活を遂げ、今でもアメリカの消防署のマスコットとして扱われるようになりました。

貴族のコンパニオン・ドッグとして人気を博しましたが、人気犬種の宿命であるブリーダーによる無闇な近親交配が進められた結果、現在でも先天的な聴覚や股関節の異常を持つ個体が生まれてしまうという悲しい特徴も持ち合わせた犬種です。


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