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犬に抱っこ紐は必要?抱っこ紐のメリットデメリットや選び方のポイントを紹介!


犬に抱っこ紐は必要?

犬を抱っこする女性

Monika Wisniewska/shutterstock.com

近年、犬用の抱っこ紐を使用する人が急増しています。みなさんも街中で抱っこ紐を使って愛犬と移動している方を見かけることがあるのではないでしょうか?

しかし抱っこ紐についてはまだ知らない方がいるのも事実です。犬を抱っこしている人を見かけると、”犬は歩かせたほうがいいのではないか?”と思う方もいるかもしれません。

では犬にスリングや抱っこ紐は必要なのか、この記事では犬の抱っこ紐のメリットデメリットについて詳しく解説していきます。

犬用抱っこ紐とは?

犬 抱っこ紐

shutterstock.com

犬用抱っこ紐とはその名前の通り、犬を抱っこするための紐のことです。

犬と快適に移動する手段には、犬用抱っこ紐以外にも人間の赤ちゃんバギーのような”ペットカート”、プラスチック製などのハードタイプと布製のソフトタイプがある”クレート”などがあります。

利用する目的や用途に合わせて選ぶことができる移動手段ですが、その中でも抱っこ紐は一番軽量でコンパクトなので手軽に使用できるという特徴があります。

そんな犬用抱っこ紐は主に2種類あります。それはリュックタイプと斜め掛けタイプです。ではそれぞれの特徴をみてみましょう。

「リュックタイプ」のメリットとデメリット

・メリット
犬用抱っこ紐でリュックタイプの一番のメリットは、両肩で愛犬の体重を支えることができるので、着用していても肩や腰への負担をあまり感じることなく、疲れにくいことが挙げられます。またデザインによっては、前抱っこすることも可能です。

メーカーにもよりますが、暴れて飛び出してしまいがちな子のために飛び出し防止用ストラップやフック、電車などに乗る際に顔や頭をすっぽり隠せるカバーがついている機能性の高いものもあります。

・デメリット
リュックタイプのデメリットには、形状が固定されているものが多いため、小さくコンパクトに畳むことができないという点が挙げられます。

また、リュックや犬の大きさによっては体勢を変えることが出来ないデザインもありますし、斜め掛けタイプと比較すると本体自体が重たいものが多くあります。

「斜め掛けタイプ」のメリットとデメリット

着用者の肩から斜め掛けで使用する抱っこ紐タイプには、「スリングタイプ」と「ショルダーバッグタイプ」の2種類があります。

・布製スリングタイプのメリット
布製のスリングタイプの一番のメリットは、何と言ってもコンパクトに畳めることです。気軽に使えるので、病院への通院やトリミングの送り迎えなどちょっとしたお出かけにも重宝します。

また重さも軽いので携帯することも苦にならないため、人混みの中を歩く時などさっと取り出して使うことも可能です。特にリュックタイプなど、閉じ込められるタイプを苦手とする子にはおすすめです。

メーカーによって使用している素材は異なりますが、その多くはシンプルな布製なので汚れても洗濯機で簡単に洗うことができ、お手入れもラクなことも魅力となっています。

デザインによって飛び出し防止用ストラップが付いているものや、愛犬の顔を隠すカバーの取り外しが可能なものもあるので、愛犬に合ったデザインを見つけてくださいね。

・布製スリングタイプのデメリット
斜め掛けタイプの抱っこ紐は犬の体重を片方の肩で支えるデザインなので、リュックタイプよりも肩や腰に負担に感じやすいでしょう。

また、愛犬の体重が8kg以下の場合はほとんどが問題はありませんが、スリングのサイズによっては自由に体勢を変えることが難しいこともあります。購入前にはサイズをしっかり確認することが大切です。

・ショルダーバッグタイプのメリット
ショルダーバッグタイプの斜め掛け抱っこ紐はスリングタイプとほぼ同じですが、カバンタイプのデザインになっています。布製であれば、スリングタイプほどではありませんがコンパクトに畳むことができます。

またポケットがついているデザインも多いので、お散歩バックとして兼用している実用的なアイテムとなっています。販売しているメーカーにもよりますが、ジッパー付きのデザインもあり、犬が絶対に外に出られないようにすることも可能なものがあります。

さらにショルダーバッグタイプの中には、ハードケースまで硬くはありませんが、底板付きの形状が固定されている商品もあり、ハードケースとして代用することができます。

・ショルダーバッグタイプのデメリット
ショルダーバッグタイプのデメリットはスリングタイプと同様、肩や腰に負担がかかりやすいことです。サイズをしっかり確認してから購入するようにしましょう。

犬用抱っこ紐を選ぶ際のポイント

犬をバッグに入れて歩く女性

Africa Studio/shutterstock.com

近年、犬用抱っこ紐の利用者が増えていることから、多くのお店で販売されるようになりました。そのためどれを選んだらよいのか悩んでしまう方も少なくありません。では犬用抱っこ紐を選ぶ際のポイントをご紹介しましょう。

ポイント①肩幅をチェックする

犬の体重は着用者の肩にすべてのしかかってきます。肩紐が細ければ細いほど力が一点に集中し、肩への負担が大きくなる一方、肩紐が広ければ広いほど重さが分散されます。

つまり肩紐の幅が広い方が犬の体重をより軽く感じることができ、肩への負担が軽くなるということです。ですから抱っこ紐を選ぶ際には、肩紐の幅が広いものを選ぶようにしましょう。

ポイント②伸びにくい生地を選ぶ

”愛犬のためにより柔らかい生地がいい”という飼い主さんもいますが、生地にある程度の厚みとハリがあり伸びにくい生地の方が、犬の体重を軽く感じることができます。

基本的に生地が柔らかければ柔らかいほど、伸びやすく変形しやすい特徴があります。抱っこ紐の場合、犬を入れると犬のすべての体重の重みで下の方向に負荷がかかります。そのため生地が柔らかすぎると、必要以上に生地が伸びて変形するだけでなく、利用者の肩に肩紐が食い込み大きな負担となります。

一方、生地にある程度の厚みがある丈夫な素材は肩紐が肩に食い込みにくく、生地自体で犬の体重を支えられるため、利用者の肩や腰への負担が軽減されます。

またどんなに良い布だとしても、長い期間利用していれば生地はすり減ってきますので、”以前よりも肩が疲れるようになったかも・・”と感じるようなら、買い替えのタイミングと言えるかもしれません。

ポイント③犬を抱っこする位置

人の重心はおへそよりも少し下付近と言われていますが、犬を抱っこするときは少し高めがラクです。つまり犬の重心と人の重心の距離が近ければ近いほど、負担を少なくすることにつながります。

ポイント④安全性の確認

人間の製品には安全基準が設けられていますが、犬の製品には設けられていません。ですから犬用抱っこ紐を選ぶ際には、何㎏までの犬が利用可能なのかを必ず確認することは大切です。

ポイント⑤ケア方法の確認

メーカーや製品によってお手入れ方法は異なっています。おすすめは丸洗いが可能な製品です。自宅での丸洗いが可能であれば汚れなど気にせずに使うことができるので、便利と言えるでしょう。

愛犬に合った抱っこ紐の選び方

体重制限は大丈夫?

WilleeCole Photography/shutterstock.com

では飼い主さんと愛犬に合った抱っこ紐を選ぶ際、どんな点に気を付ければよいのでしょうか?選ぶ際のポイントをご紹介しましょう。

体重制限をチェックする

安全に抱っこ紐を使うためには、愛犬の体重に合ったものを選ぶことが大切です。

・体重が3㎏以下の場合
体重が3㎏以下の小さな小型犬の場合、大きな犬が使用できる抱っこ紐を使うと犬を入れるスペースに余裕できてしまい、犬の身体が左右に揺れ常に不安定な状態となってしまいます。

ですから必ず愛犬の大きさ(体重)と抱っこ紐の袋のサイズをよく確認し、差がないものを選ぶようにしましょう。

どうしても愛犬の体格に合う抱っこ紐を見つけることができない場合は、犬が入るポケットの底に厚手のタオルを敷いて底上げをするなど、犬の体が安定するよう工夫してあげましょう。

・体重が10㎏以上の場合
販売されている商品にもよりますが、体重が10㎏以上あると使用できないものもあります。愛犬に使用できるかどうか、必ずサイズを確認するようにしましょう。

抱っこ紐を使う目的や用途を明確にする

飼い主さんによって抱っこ紐を使う目的や用途は異なることでしょう。たとえば通院や待合室で使いたい人もいれば、新幹線など交通機関を利用する際に使用したい人もいるかもしれません。

抱っこ紐を使いたい目的や用途がはっきりしていれば、抱っこ紐に求める機能も明確になってきます。その結果、抱っこ紐を買ったけど一度も使っていない・・という状況を避けることができます。抱っこ紐を購入する前に今一度、抱っこ紐の必要性について考えることをおすすめします。

抱っこ紐は短時間と長時間で使い分ける

可能であれば抱っこ紐を使用する時間によって使い分けるなら、飼い主さんと愛犬の負担を軽減できます。抱っこ紐を短時間利用する場合は斜めがけタイプがおすすめです。

トリミングサロンや通院の行き帰り、お散歩などのシーンで、抱っこ紐をコンパクトに畳んで持ち運びできるので重宝することでしょう。また荷物もかさばらないので携帯していても負担にならず、ラクに移動することが可能です。

一方、観光など旅行中に長時間使用する場合は飼い主さんが抱っこするタイプではなく、ペットカートなどのキャリータイプが便利です。

もちろん個人や個体差もあるので、飼い主さんの中には長時間愛犬を抱っこしていても疲れない人もいることでしょう。ですから自分と愛犬にピッタリ合った使用方法を見つけることをおすすめします。


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