starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

アイディの性格・特徴・飼い方|ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介


the cute 4 years old Aidi beed dog

Akashskysmokie/shutterstock.com

名称:アイディ
性格:忠実で愛情深く、警戒心は強いが危険を恐れない
寿命:12~13歳
体重:22~25kg
体高:52~62cm
毛色:ホワイト、ブラック、フォーン、ブラウンなど
値段相場:希少犬種のためペットショップでの取扱いはほとんどなし、ブリーダー不明
















アイディの性格

ジャパンケネルクラブなどの畜犬団体を統括しているFCI(国際畜犬連盟)によると、アイディはモロッコ原産で、護衛犬や番犬として用いられている犬です。

モロッコ以外の地域ではさほどメジャーな犬種ではなく、ジャパンケネルクラブやアメリカンケネルクラブには登録されていません。日本国内で巡り会うことはまずないでしょう。

体は筋肉質で引き締まっており、やや長めの被毛は厚く、外敵や厳しい気候から身を守るのに役立ちます。さらに遊牧民のテントや家畜を守る護衛犬らしく高い警戒心と防衛本能を持ち、スタミナも豊富です。

一方で飼い主には忠実で愛情深く、遊び心もあり、そういった点を高く評価された人から家庭犬として迎え入れられることが増えています。

アイディの平均寿命

アイディは大きめの中型犬で、平均寿命は12~13年です。サイズからすると寿命は標準から少し短めだといえるでしょう。

アイディの平均体重

アイディの体重は22~25kgほどです。この範囲内に収まっていれば理想体重だといえるでしょう。

アイディの平均体高

国際畜犬連盟(FCI)によると、アイディの体高は52~62cmです。平均値としては60cm弱ほどでしょう。

アイディの毛色(カラー)

アイディの毛色は多彩で、代表的なものにはホワイト、ブラック、フォーン、ブラウンなどがあります。ホワイト&ブラックといった2色の個体も少なくありません。

ホワイト
Aidi or atlas mountain dog in front of a white background

Erik Lam/shutterstock.com

フォーン、ホワイト&ブラウン
Aidi, Moroccan dog breed

Erik Lam/shutterstock.com



  • ホワイト
  • ブラック
  • フォーン
  • ブラウン など


アイディが成犬になるまでの期間

アイディは中型犬ですので、成犬になるまでには10~12カ月ほどかかります。

※成犬とは身体的な成長が止まることです。

アイディの鳴き声

アイディは普段から吠えてばかりいるような犬ではありません。

しかし番犬や護衛犬を務められるほど警戒心が強いため、不審な存在を警戒したり、テリトリーを守ったりするために吠える可能性はあります。吠え声はよく響きます。

アイディがかかりやすい病気

病名時期や症状治療費
股関節形成不全急激に成長することによって骨と筋肉のバランスが崩れ、股関節が変形してしまう遺伝性の病気。15~40万円
肘関節形成不全肘関節の3本の骨のうち、1本もしくは2に異常が起こる病気。大型・超大型犬に多い。治療法により異なる

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

アトラス山脈とサハラ砂漠を擁するモロッコで発展したアイディは、厳しい天候に適応するために厚い被毛を持っています。高温多湿の環境には弱いと考えられるため、日本で飼育する際は熱中症予防に努めましょう。

気温が22~23度、湿度が60%を超えてきたら熱中症に注意する必要があります。夏期には昼も夜もエアコンをつけ、快適な室温と湿度を保ちます。

留守番をさせるときに部屋のエアコンを切ったり、エアコンのついていない車内に放置したりすることも大変危険なのでやめましょう。

アイディの体臭

アイディは臭いやすい犬種ではないものの、ふさふさとした豊かな被毛は、放っておけば汚れがついたり毛玉になったりします。汚れから発生する臭いを抑えるためには、定期的なグルーミングが重要です。

アイディの飼い方

愛情深く忠実なところがアイディの大きな魅力ですが、もともとは護衛犬で、警戒心や防衛本能が強いという一面があります。
見知らぬ存在を警戒するため、ひんぱんに来客が訪れるような家庭には向いていません。

家庭犬として飼うには、周りの人間も犬自身も落ち着いて過ごせる環境づくりと、むやみに警戒させないトレーニング、加えて犬自身の社会化が重要になってくるでしょう。

遊牧民の家畜や家を守っていた犬ですので、運動量は多めです。中型犬とはいえ体は大きめです、室内や庭にある程度自由に動き回れるスペースが必要です。
飼い犬に番犬としての働きを期待する人や、犬とともにアクティブに暮らしたい人に適した犬種だといえます。

ドッグフードの量・回数

基本的に成長に合わせた総合栄養食を、記載量の通りに与えていれば問題ありません。

フードの種類によって給餌量は異なりますが、子犬の場合は1日摂取量を3~4回に分け、ふやかして与えます。
成長が止まったら成犬用のフードに切り替え、1日2回に分けて与えます。

成犬に栄養を与えすぎると肥満の原因にもなります。子犬用のフードでは栄養過多になってしまいますので、適切な時期に切り替えるのが重要です。

食べさせてはいけないもの

犬が食べてはいけない食べ物ネギ類全般(にんにく・ニラ・玉ねぎなど)・ぶどう類全般・チョコレート・キシリトール・生の魚介類(魚、イカ、タコ、エビ、カニ)・鶏の骨・アボガド・ナッツ類全般
犬は避けたほうがいい食べ物ほうれん草・生肉・香辛料・にぼし・のり・生卵・生野菜・牛乳・ココナッツオイル・干しあんず

上記は代表的な食べ物を記載していますが、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

犬に与えてはいけない食べ物!食べてしまった時の対処法もご紹介!

犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。
でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。
今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。

https://mofmo.jp/article/19619

また犬が苦手な食べ物として、犬は臭覚が優れているため酸み・辛み・苦みに対する感覚がとても敏感で、においを嫌がります。



  • 柑橘類
  • 酢類
  • スパイス類
  • クセのある葉物野菜


上記の食べ物も控えたほうが無難でしょう。

抜け毛の量

アイディは長めで豊かな被毛を持っていますが、抜け毛は見た目ほど多くありません。通常のお手入れは週に2回ほど、ピンブラシやスリッカーブラシでブラッシングすれば十分です。

春や秋の換毛期には抜け毛が増えますので、ブラッシングの回数を1日1回に増やしましょう。

乾燥した気候のモロッコが原産の犬ですので、湿度が高い日本では蒸れることによる皮膚病が心配です。風通しをよくするために、スリッカーブラシなどを使ってしっかりと死毛を取り除いてあげましょう。

お風呂の入れ方

アイディはひんぱんにお風呂に入れなければならない犬ではありません。お風呂は被毛が目に見えて汚れたときや臭うときなど、たまに入れてあげれば十分でしょう。

中型犬ですので、人間用のバスタブなどを利用してお風呂に入れることが可能ですが、サイズの合った犬用バスタブなどがあるとなお便利です。お風呂に入れる前にはブラッシングをして、ある程度汚れを落としつつ毛並みを整えておきます。

シャンプーは必ず犬用を使用しましょう。犬の肌や被毛に合うよう作られており、人間のシャンプーとは全く異なるためです。

また、子犬のお風呂は初めてのワクチンを接種してからにしましょう。それまでに体が汚れてしまったら、濡れタオルやウエットティッシュで拭くだけにとどめます。

アイディの子犬のお風呂の入れ方



  1. 怖がらないようおもちゃなどで遊ばせつつ、やさしく声をかけながら、ぬるま湯でお尻のほうから濡らしていきます。

  2. シャンプーを泡立てて洗っていきます。飽きたり怖がったりすると動き回ることがあるため、手早く行います。顔や鼻には水がかからないように注意します。顔は濡れたタオルなどで拭くにとどめるか、最後に洗います。

  3. 洗い終わったら泡をきれいに流し、しっかりとタオルドライします。

  4. 送風口から30cm以上離してドライヤーで乾かします。


アイディの成犬のお風呂の入れ方



  1. ぬるま湯でお尻のほうから濡らしていきます。

  2. シャンプーを泡立てて洗っていきます。顔や鼻には水がかからないように注意し、耳の中にも水が入らないようにしましょう。顔は濡れタオルなどで拭くにとどめるか、最後に洗います。

  3. 洗い終わったら泡をきれいに流し、しっかりとタオルドライします。

  4. 送風口から30cm以上離してドライヤーで乾かします。


最適な散歩時間

もともと有能な護衛犬であるアイディはスタミナが豊富で、運動量も多めです。

毎日の散歩は必須で、1日2回、1回につき30分から1時間程度を目安に連れていってあげましょう。歩くだけでなく、ランニングなども取り入れるとさらに効果的です。

加えて精神的に満足させるために、時々はボールなどを使って遊んであげましょう。

運動不足になると、退屈やストレスから吠えたり攻撃的な面が出たりすることがあります。

アイディのしつけ方法

アイディは賢く主人に従順な犬種ですので、トレーニングにはよく反応します。
ただし感受性が強い一面があるため、叱るのは逆効果です。人間の子どもと同じように上手にできたときは愛情を注いで褒め、根気よくルールを覚えさせていきましょう。

しつけのためには、飼い主と犬との信頼関係が重要です。人間がリーダーだと教えるために、感情的にならず毅然とした態度で接し、日常的に正しいコミュニケーションをとる必要があります。

トイレのしつけ方

室内で犬を飼うときに重要なのがトイレのしつけです。

子犬を迎えたらすぐにトイレのしつけをしましょう。しつけの開始時期が遅れると、犬が勝手にトイレの場所を決めてしまい、矯正するのが難しくなってしまいます。トレーニング中に失敗したときは淡々と片づけ、イライラしないのが大切です。

もし、里親制度や保護犬譲渡制度を利用して成犬を引き取るのであれば、子犬以上に根気よくしつける覚悟が必要です。
ただし日本国内ではほぼ見かけない希少犬種ですので、成犬を迎える機会はないかもしれません。



  1. 身体の大きさに合ったトイレトレーをケージ内に設置します。トイレを覚えるまではケージ内に他の物を置かないようにすると良いでしょう。

  2. 起きた後や食後は排泄のタイミングです。うろうろしたり床のニオイを嗅いだりし始めたら、やさしくトイレに誘導してあげましょう。

  3. 上手にトイレができたら思いっきり褒めてあげることも大切です。トイレが済んだらケージから出してあげましょう。


無駄吠えのしつけ方法

アイディは護衛犬や番犬として優秀な犬ですが、警戒心にまかせて人やほかの動物を噛むようなことはあってはなりません。むやみに噛むような問題行動が見られるときは、噛み癖を抑えるためのしつけが必要です。

歯が生え替わる時期は、しきりにものを噛もうとします。これは乳歯が抜ける前の違和感による行動で、通常は永久歯が生え揃えば落ち着くため問題ありません。
噛んでもいいおもちゃなどを与えましょう。



  1. 犬が吠えているときはその原因について探ります。原因を取り除いたり、慣れるようにトレーニングしたりすることによって無駄吠えも落ち着いていきます。

  2. 子犬のうちから他の犬や生活音などの刺激に慣れさせておくことも大切です。

  3. 無駄吠えをしたときは反応しないようにしましょう。吠えても何も起こらないと学習すれば、無駄吠えも自然と減っていきます。


噛み癖のしつけ方法

アイディは護衛犬や番犬として優秀な犬ですが、警戒心にまかせて人やほかの動物を噛むようなことはあってはなりません。むやみに噛むような問題行動が見られるときは、噛み癖を抑えるためのしつけが必要です。

歯が生え替わる時期は、しきりにものを噛もうとします。これは乳歯が抜ける前の違和感による行動で、通常は永久歯が生え揃えば落ち着くため問題ありません。
噛んでもいいおもちゃなどを与えましょう。



  1. 手などを噛まれたときに大きな声を出してしまうと、喜んでいると犬は勘違いしてしまいます。絶対に反応しないようにしましょう。

  2. 噛まれたときはおやつを握った手を鼻まで近づけ、気をそちらに向けさせます。犬が噛むのを止めたらおやつを与えて褒めてあげましょう。これを繰り返し、噛むのを止めれば良いことが起きると学習させていきます。


待てのしつけ方法

アイディは防衛本能が強く、見知らぬ人などを侵入者とみなして反応することがあります。行動をコントロールし、トラブルなく過ごすためにも「待て」のしつけは重要です。

「待て」は、「おすわり」や「伏せ」ができることが前提のしつけです。「待て」の前に、「おすわり」「伏せ」のトレーニングをしておきます。



  1. おやつを用意し、「待て」の合図を出してから1秒後にそれを与えます。1秒待てたら2秒、2秒待てたら3秒、という風に少しずつ間隔を長くしていきます。

  2. 10秒まで待てるようになったら、待ての合図後に一歩下がってみましょう。できたら徐々に距離を取っていきます。

  3. 同時に解除の合図を出して、食べても良いタイミングについても覚えさせるようにしましょう。


留守番のしつけ方法

犬を飼うと、1匹で留守番させる場面が出てきます。
しかし留守番中に分離不安や寂しさから暴れたりいたずらをしたりすれば、家屋や家具などにダメージを与えかねません。不安な気持ちで過ごすのは犬にとってもよくありませんので、犬も人も安心して留守番できるようにしつけましょう。

留守にする前に犬が快適に過ごせるよう夏や冬などはエアコンを効かせ、飲み水をたっぷり用意しておきます。



  1. 室内にケージなどを用意し、犬が安心して過ごせるスペースを作る

  2. おやつなどでケージの中に誘導し、犬が入ったらドアを閉めて柵越しにおやつを与える

  3. 進んでケージに入るようになったらおもちゃを中に入れ、ケージを「安心して過ごせる場所」と認識させる

  4. おもちゃで遊んでいる間にさりげなく出かけ、家の中に人がいない状況を作る

  5. 最初は短い時間から始め、少しずつ留守番の時間を延ばして慣れさせる




    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.