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トイプードルの無駄吠えをやめさせるための対策とは?正しいしつけ方が重要!


トイプードルの無駄吠え対策とは

トイプードル

leungchopan/shutterstock.com

トイプードルはぬいぐるみのような容姿の可愛らしさから人気が高い犬種です。トイプードルはあまり吠えない犬種と言われていますが、インターフォンや通行人に対して吠えることもあります。室内犬として飼っている方が多いので、飼い主さんとしては吠えると気になりますよね。

見知らぬ人だけでなく、要求するときに吠えるなど、吠えることによって飼い主さんに不満や要求を伝えようとすることもあります。無駄吠えを止めさせるためにはどのような対策をしていったらよいのでしょうか。

犬が吠えるのには理由があります。どんなときに愛犬が吠えているのかをまずは観察してみましょう。原因を特定することが、対策を講じるための最初の1歩です。愛犬の吠えるパターンをよく理解した上で、吠えたその場で対策をとるようにしていきましょう。吠える原因を探って対策を講じていきましょう。

犬が吠える理由としては、主に下記のような5つのパターンが考えられます。

・怖いから
・縄張り冒す侵入者を追い払うため
・身を守ろうとする攻撃や威嚇
・要求を押し通すため
・喜び興奮して吠えている

これらのことが原因となって犬が無駄吠えをする時に、どんな対策を講じることができるでしょうか。3つの対策があります。それは「社会化訓練を繰り返すこと」「吠えたときに不快な経験をさせる」「感情をコントロールすること」です。では一つずつ詳しく見ていきましょう。

1.社会化訓練を繰り返す

室内飼いをしていると生活環境が限られてきます。犬も外に出て経験を積まなければ「未知の物に対する恐怖」が増えてしまいます。トイプードルの中には警戒心が強く、あまり社交的でない性格のワンちゃんもいます。その場合には特に社会化訓練が重要になるでしょう。

子犬の頃からたくさんの人に触れる機会を持ちましょう。老若男女問わずいろいろな人と触れ合うことによって「大丈夫だ」ということを教えてあげるようにします。

次の行動予測がつかない子どもを苦手に感じる犬も多くいます。最初は飼い主さんやご家族、ご近所さんなど身近な大人から始めて、子どもに慣らすのは最後にするほうが良いでしょう。

インターフォンの音や雷、花火の音などに反応する犬もたくさんいます。そうした音をあらかじめ録音しておいて、初めは小さなボリュームで日常的に聞かせて、少しずつ音を大きくしながら「聞き慣れた音」にしていくことで、警戒を軽減させることができます。ラジオでいろいろな音を普段から聞かせることも効果的でしょう。

飼い主さんが音が鳴ったときに特別な反応を示さないということも重要です。無視し続けて、「なんでもないこと」なので気にしなくていいという姿勢を愛犬に見せるようにするなら安心できるでしょう。

社会化訓練を積むことによって知らないものが減り、恐怖や不安を感じることが少なくなります。また知らない人に対して吠える回数を減らすこともできるでしょう。人と犬が一緒に社会で生活していくために社会化訓練は欠かせないものですね。

2.吠えたときに不快な経験をさせる

要求のために吠える場合は、「吠えてもいいことがない」という経験を積ませます。トイプードルは学習能力が高いので、比較的少ない回数で覚えることができるでしょう。

例えば愛犬が吠えたら無視したり、吠えたときには大きな音で驚かせたりする(犬の少し離れた場所で物を落として音を出すなど)ことができます。

一緒に遊んでいるときに吠えたら、遊ぶのを止めることをして吠えても要求に応じないということもできます。こうしたことを繰り返して「吠えると自分にとってマイナスに感じることが起こる」ということを覚えさせることが、吠えるのを止めさせるのにつながるでしょう。

ただ「飼い主さんが犬に直接罰を与える」というのはNGです。吠えたからといって叩いたり怒鳴ったりすると、飼い主さんが敵になってしまうこともあります。犬が飼い主さんをテリトリーから追い出すために、攻撃するようになるかもしれません。

飼い主さんが愛情の表れとして叩いたとしても犬はなぜ叩かれているか分からず、残るのは痛みと恐怖だけで、飼い主さんに対しておびえるようになるでしょう。直接的な罰は愛犬との信頼関係を崩すことになりかねませんので、絶対に避けるようにしましょう。

吠えることに対する罰は「無視」で十分です。

3.感情をコントロールする

遊んでいるときに興奮しすぎて吠えることあります。遊んでいて興奮しすぎる場合は「止め!」というかけ声で遊びを終わりにできるように訓練しましょう。日常のしつけにおいて「待て」「お座り」と、落ち着かせる方法を根気強く教えていきます。

遊びでおすすめなのは「ロープで引っ張り合う遊び」です。「オモチャを引っ張り合う」→「オモチャを隠す」、この繰り返しと同時に「スタート(Go)」「止め(Stop)」という声かけをします。これによって開始と終了を覚えさせることができ、感情をコントロールすることも自然にできるようになって、興奮しすぎるのを止めることができるでしょう。

噛み癖の対策

プードルの赤ちゃん

Richard Peterson/shutterstock.com

犬が吠えるだけでなく、人間に対して牙を剥くという行動をするとしたら、人と一緒に生活していくためにも止めさせなくてはいけません。飼い主さんには従順でも、ほかの人には噛みつくということもあるかもしれません。

遊んでいるときであっても、じゃれて噛みついてきたら叱りましょう。子犬の頃は、歯が生え始めることもあってよくじゃれて噛んでくることがあるので、その都度教えていく必要があるでしょう。ここは人間とトイプードルの根競べです。

人間を噛む癖をつけないようにするには、何度も諦めずに教えていきましょう。歯がかゆそうだと思った時には、ロ―プのおもちゃを与えることもできます。叱るときは叩いたりせず、声のメリハリで伝えるようにしましょう。高音と低音の使い分けがポイントになります。

トイプードルはしつけがしやすい

犬種による性格の傾向もありますし、個々のワンちゃんによっても性格は違うので一概には言えませんが、トイプードルはしつけやすい方だと思われます。トイプードルはほかの犬種に比べて飼い主さんを喜ばせたいという思いが強く、賢いのでコミュニケーションのツールとしてさまざまなことをすぐ覚えやすい犬種と言われています。

例えば、“お座り”“お手”“おかわり”などは出来なくて困るということがありませんが、トイプードルとのスキンシップの時間にこのような芸ができると、トイプードルと触れ合う時間も楽しさがアップします。

芸を教えるときにおやつをご褒美として与えることもできますが、おやつを見ると興奮して芸どころではなくなってしまうワンちゃんもいます。出来たときに褒める、そして飼い主さんの喜ぶ姿にトイプードルは満足するので、ご褒美のおやつがなくてもいろいろと覚えて一緒に楽しく過ごすことができるでしょう。

ある程度の割合で芸ができるようになったら、おやつを与えるときにも芸をやらせることができます。きちんと覚えることができると、興奮していてもできるようになります。


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