猫のトイレカバーのススメ
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猫を飼っていると「お部屋の匂いが気になる」と言う飼い主さんは多いのではないでしょうか。臭いの元になるのは主にトイレです。そのためトイレのお掃除に気を配りつつ、臭いを抑えるため、また掃除をしやすくするために、カバー付きのトイレやトイレを覆うカバーを使用しているという飼い主さんもいます。中にはトイレカバーを自作しているという人もいます。
今回は猫のトイレカバーの作り方や、おすすめトイレカバーについて解説したいと思います。「猫のトイレカバーを作ろうなんて思ったことはなかった」という飼い主さんや、どんなトイレカバーを選んだらよいのか分からないという飼い主さんも参考にしていただけたらと思います。
猫のトイレカバーは必要なのか
猫のトイレカバーはなくても困らないものですが、あるとより快適に過ごせると感じている飼い主さんもおられます。また猫によっては落ち着いて排泄するために便利な場合もあります。猫のトイレカバーを使うメリットをいくつか見てみましょう。
メリット1.臭いの広がり防止
排泄後トイレをきれいにしてあげることができればいいのですが、それが難しくてそのままにしてしまうと、臭いが広がってしまいます。トイレカバーがあることによって、臭いの広がりを抑えることができるでしょう。
一人暮らしで仕事などで長時間留守にすることが多くて、すぐにトイレのお掃除ができない場合にはカバーがあると便利と言えるでしょう。
メリット2.猫砂の飛び散り防止
排泄後に猫が砂を勢いよくかけてトイレの外まで飛び出てしまうということもあります。トイレカバーがあると、猫砂の飛び散りを防止することができるので、床に散らばった猫砂を掃除する範囲が狭くなり、掃除時間の短縮と手間が省けますよ。
メリット3.落ち着いて排泄できる
猫によっては、見える場所で排泄することを嫌がる場合があります。そんな時、隠れるためにトイレカバーは必要となります。適度な暗さや人目を避けることができるため、落ち着いて排泄することができるでしょう。
メリット4.見栄えがよくなる
トイレカバーがあることで、一目でトイレだと分からないようにできます。インテリアの一部のようになって、猫のトイレが置かれているとは思えないようなおしゃれな物も最近ではあります。
来客時に、お客さまに不快な思いをさせずに済むのも助かります。様々な種類があるので、好みや部屋のインテリアに合わせて選んで設置することもできるでしょう。
トイレカバーの選び方
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トイレカバーには、一体型のトイレとトイレ全体を覆うカバーがあります。一体型には、主にドームタイプとハーフタイプ、上から入るタイプがあります。
ドームタイプ
ドームタイプはトイレの上部をカバーで覆っているタイプです。出入り口以外はトイレ全体が隠れているので、見られることを嫌がる猫におすすめです。臭いや猫砂の飛び散りも防止することができるでしょう。
ハーフカバー
ハーフカバーはトイレの上部を壁で囲っているタイプです。天井部分はなく、トイレの中に臭いがこもることを嫌がる猫にはおすすめです。ドームタイプに比べると、部屋への臭いを抑えることは難しくなりますが、猫砂の飛び散りは高い確率で防止できますよ。
上から入るタイプ
ドームタイプと同じように出入り口以外は隠れているタイプです。出入り口にフタがついていて、見た目がスタイリッシュなものが多くなります。おしゃれを気にする方にはぴったりですが、足腰が悪くなってきた猫には、あまりおすすめできません。
全体を覆うタイプ
カバーまた一体型でないトイレをカバーで隠すタイプです。木製やプラスチック製などがあり、形も様々なものがあります。カバーの上に物を置くこともできるので、テレビ台などの家具としても使うことができます。
猫のトイレカバーを手作りする
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猫のトイレカバーを手作りすることもできます。家のデッドスペースを上手に利用して猫のトイレを置く場合など、限られたスペースに合わせたものが欲しいなら手作がおすすめです。少ない材料かつ家にあるもので簡単に作ることができるので、チャレンジしてみるのはいかがでしょうか。作り方は以下の通りです。
木材を使う
ホームセンターなどで売られている木材でカバーを作ります。好きな長さを買ったときに指定して切ってもらうことができるので、オリジナルサイズのカバーを作ることができます。切ってもらうので、ドライバーさえあれば組み立てて作れます。電動ドライバーがあると組み立てやすく、きれいに仕上がるでしょう。
家具を使う
引き出しがあるタンスなどでカバーを作ることもできます。下の何段かを抜いて中に猫のトイレを置きます。そのままでもカバーになりますが、扉やカーテンを付けるとトイレ全体を覆うものにすることもできます。
椅子やテーブルを使う
椅子やテーブルをそのままの形でカバーとして利用することもできます。椅子やテーブルの下に猫のトイレを置き、カーテンで隠すこともでます、ベニヤ板などで周りを覆うと臭いの広がりを防ぐことができるでしょう。椅子やテーブルはなるべく小さいものをおすすめします。
段ボールを使う
すぐに用意できる段ボールを使う方法は、初心者におすすめです。猫のトイレの周りを段ボールを使って囲うだけでカバーの完成です。側面に猫が通れるくらいの大きさの出入り口をカットして作ってあげましょう。そのままでは味気ないので段ボールに布やシール状のリメークシートを張ると見栄えも強度もよくなるでしょう。
衣装ケースを使う
プラスチック製の衣装ケースも猫のトイレカバーとして利用することができます。カバーを作るというより、衣装ケースをカバー付きトイレとして、底に猫砂を敷き詰めれば完成です。上のフタは普段は開けたままにして、来客時はフタをするという方法で来客時の臭い対策をしている方もおられます。
ワイヤーネットを使う
100均一で売られているワイヤーネットで簡単にカバーを作ることができます。トイレの周りを結束バンドで固定したワイヤーネットで囲い、シートや布を張り付けて完成です。3枚あれば囲うようにすることができます。すべて100均一で用意できる材料で作ることができるので、リーズナブルな値段で完成させることができます。
すのこを使う
ホームセンターなどで売られているすのこを組み合わせてカバーを作ることができます。すのこを何枚かをボンドや釘で組み合わせてトイレを囲います。木材を切る手間がなく簡単に作れるので、初心者におすすめの方法です。すのこの下にキャスターをつけて取り出しやすいようにしておくと掃除のときに手前に取り出してお掃除しやすく助かります。