現在は静かな観光地ですが、戦国時代は群雄割拠の戦国の中心をわんこと行く
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長野県は山深い土地で、海や平地への憧れが強く、それが武田信玄をはじめとする、甲州、信州の人たちの原動力となって、強大な武田や真田の武士団を産んだと言われています。
長野市には善光寺などの観光名所の他、川中島の古戦場をはじめとする史跡や、自然の中にあり、わんこと回りたい場所がたくさんあります。
ただ、長野市の公園はほとんどがなぜかわんちゃんがNGの公園が多いのです。
善光寺ですら、OKなのに、マナーの問題なのか、意識の問題なのか。
たまに川中島古戦場公園など、犬が入れる公園があると、「犬の散歩できる公園」と大きく書いてあるぐらいです。
ただ公園以外ではスポットがありますので、紹介して行きたいと思います。
牛に引かれて善光寺ですが、犬と一緒に行きます。
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善光寺は12世紀に建立されたお寺で、まだ仏教が宗派に別れる前に作られたので、宗派の区別なく聖地となっています。
善光寺の威光はなかなか権力者に魅力だったらしく、あっちこっちに引っ張り回らせられます。
現代までに実に12回も本堂が消失と建立を繰り返えされており、いかに激しい環境を過ごしたお寺かがわかります。
こんなに激しく本堂や本尊が壊れたり焼失したお寺は善光寺ぐらいだと思います。
あるときは武田信玄に甲府に移され、京都に行っていたこともありますが、中世以降は長野市に落ち着いています。
善光寺はわんちゃんには理解があり、参道はすべてリードをつけて歩き回ることができますし、境内の中まで参詣することができます。
また、本堂の中もバッグやスリングで入ることができます。詳しくは係員の人に聞いてみましょう。
御本尊あたりで、入ってはいけないところに入ったりするとまずいですからね。
わんちゃんとしっかりとお参りして、参道を散策しましょう。
善光寺には仏式として唯一の戦死者の英霊を祀る霊廟があり、戊辰戦争から太平洋戦争まで240万余柱の英霊を祀っていて、とても荘厳な雰囲気を感じます。
日本人ならお参りするべき場所だと感じます。
江戸時代、一生に一度は善光寺と伊勢神宮には行きたいというのが、江戸の庶民の憧れでしたが、靖国は政治的に行くのが大変な部分もあるので、こちらに参るのがいいのかもしれません。
- 善光寺
- わんこと一緒にお参り!
- 静かなので、落ち着いたお散歩をすることができます