どこからともなく姿を現し始めた犬
なぜ誰も助けようとしなかったのか?
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食べ物をや飲み水を置いてくれた人以外、クラークスビルの住民はパッチスを初めて目撃して以来、これといった行動を起こしていませんでした。出典:https://www.littlethings.com/australian-shepherd-saved-four-years-v3/
パッチスはプロの手を借りなければとても捕獲できない犬だと思われていたのです。
こちらが住民の間で「幽霊」と呼ばれていたパッチスです。
17か月の放浪のわりには、被毛はそれほど汚れていないのには驚きです。
オーストラリアン・シェパードはとても知能の高い犬種の一つであり、住民がお手上げなのもわからないでもありませんが、動物愛護団体やレスキュー団体に相談するなど、他に手段があったのではないかと思うのですが...
苦しみから解放してあげたい
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パッチスはただの放浪犬ではなく、ケガをしていました。彼の首輪は前脚に引っ掛かっていたのです。出典:https://www.littlethings.com/australian-shepherd-saved-four-years-v3/
こちらがパッチスの首輪がどのような状態になっていたのかを現す画像です。
首輪はその名の通り首周りにかけるものですが、パッチスの首輪は右前脚にかかり、これでは思うように歩けないどころか、脚を痛めてしまうのも無理ありません。
一体いつになったら彼を苦しみから解放できるのでしょうか。
遂にその日がやって来た!
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動物管理局はやっとのことで重い腰を上げてパッチスの捕獲に乗り出しました。出典:https://www.littlethings.com/australian-shepherd-saved-four-years-v3/
スタッフはカメラを設置し、4日間パッチスの行動を見張りました。
やがて捕獲機が設置され、やっとのことで捕獲に成功したのです。
こちらが捕獲され、保護施設にやって来た時のパッチスの様子です。
17か月も放置していたわりには、いざ捕獲となると手の込んだ手法で捕獲を試みた動物管理局。
それなら何故もっと早く取り組んでくれなかったの?と思わず文句の一つも言いたくなるところですが、とりあえずは無事捕獲できて良かったですね。
さて、ここからが彼の犬生の再スタートになりますが、ほどなく驚きの事実が明かされることになるのです。