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重い鎖で繋がれていた。残酷な姿で保護された一匹の犬に再び笑顔を取り戻せるのか?


隣の家で起こっていた悲劇

その姿に唖然

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今年3月、フロリダ州マイアミにあるお宅では改築が進んでいました。そんな中、スタッフの一人であった女性クレアさんが隣の空家の踊り場に繋がれている犬を発見しました。近寄ってみると、犬は痩せこけマダニだらけ、その上目は感染症と悲惨な状態でした。更に犬は重い鎖で繋がれ、しばらくその場に放置されていた様子だったのです。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dog-left-chained-outside-miami-home

こちらがクレアさんが発見した直後のフランシスの様子です。
この距離からはマダニは確認できませんが、明らかに目に何らかの問題を抱えているのがわかります。

一体なぜ、そして誰がフランシスをこんな目に遭わせていたのでしょうか。
そして、フランシスはどれくらいの間一人ぼっちで屋外に放置されていたのでしょうか。

SOS!お願い誰かこの子を助けて!

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助けたい一心でクレアさんは写真を撮り、SNSに100+ Abandoned dogs of Everglades Florida(100+)という保護グループがのタグを付けて投稿しました。すると100+が保護を申し出てくれたのです。
「他の犬の保護で外出していたけど、フランシスの居場所がそう遠くなかったから二手に分かれて彼女の救助に向かったのよ」と100+ボランティアのジャンさん。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dog-left-chained-outside-miami-home

ジャンさん達が比較的近くにいてくれて本当にラッキーでしたね。
そして発見者のクレアさんのSNS上での悲痛な叫びが、早く100+に伝わって本当に良かったです。
もしクレアさんがフランシスの存在に気付いていなければ、手遅れとなって命を落としていた可能性すら否めません。

しかし本当の闘いはここから。
フランシスの健康状態がとても気になるところですね。

ベテランレスキューも驚愕

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ボランティア経験4年のジャンさんはフランシスの状態を"驚愕"と表現します。
「私はチームでも悲惨な現場に慣れっこでハートは強い方だと思っていたけど、フランシスほど悲惨な例は初めてで首を絞めつけられるような思いだったわ」とジャンさん。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dog-left-chained-outside-miami-home

クレアさんの撮影した写真からははっきりとはわかりませんでしたが、ジャンさん達のチームが撮影したフランシスは、目の状態がより悲惨に見えます。

この子の目は見えているの?
この子の目を救うことはできるの?
他に悪いところは無いのか?

様々な疑問が頭をよぎってしまいます。

数週間放置されていた

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近所の人との会話でフランシスの飼い主は亡くなり、それ以来その場に放置され雨風にさらされていたことがわかりました。そしてその状態から数週間経過していたと思われました。
「みんなこの子の存在に気付きながら本気で助けようとはしなかったみたい」とジャンさん。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dog-left-chained-outside-miami-home

近所の住民が亡くなったことはきっと近くの方々はわかっていたことでしょう。
それではなぜ誰一人この子を救おうと思わなかったのでしょうか。
せめて警察や保護団体に一報を入れるくらいのことはできたのでは?

もちろん誰も責めることができないのはわかっていますが、誰か一人でもいいから何かしらの行動をもっと早く起こして欲しかったですね。

辛かったよね

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ジャンさん達はチェーンを外すことが出来ず、付けたままで病院に運ぶことになりました。
「道具が無かったから病院でやっと外す事ができたの。その時初めてフランシスが尻尾を振ってくれたのよ」とジャンさん。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dog-left-chained-outside-miami-home

こちらがよりクローズアップされたフランシスのお顔の状態です。
一見黒い斑点模様に見えるのは全てマダニです。
そして左目からは膿のようなものが流れ出しています。

想像してみてください。
体じゅうをマダニにたかられ、されるがままに吸血されて行く。
それがどれだけ辛く苦しいことだったか...

失ったものもあったけど...

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最大の問題点はフランシスの目で、感染があまりにも酷く眼球摘出を余儀なくされました。そしてマダニ除去も大変な作業となりました。
「数えきれないほどのマダニを取り除くのに8時間以上もかかったわ」とジャンさん。
しかし奇跡的にフィラリアも陰性でマダニを介する病気にも感染していませんでした。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dog-left-chained-outside-miami-home

両目の光は失ったものの、体はすっかりマダニフリーになってその顔には笑顔が戻っていますね。
人間なら視力を失うと知った時、絶望の淵に立たされることでしょうが、動物達の前向きな姿勢にはいつも頭が下がる思いです。
外で飼われている犬は室内飼育の犬に比べるとフィラリアへの感染率は非常に高いはずですが、陰性だったとは奇跡に近いですね。

さて、次なるステップは新しい飼い主さん探しかな?







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