5匹の弱った猫兄弟
あまりの辛さに…
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昨年9月にシェルビーさんが施設を訪れた時、5匹のうちの1匹であるアトラスがケージの柵に顔を押し付けていました。出典:http://www.lovemeow.com/rescue-kitten-no-one-thought-would-survive-fights-alongside-his-siblings-now-4-months-later-2527258018.html
「気を引こうとしてるのかと思ったけど、実は辛くてそうなってたの」とシェルビーさん。
こちらがシェルビーさんの話していたアトラスです。
ケージの中にいる子猫はしばしば柵から手を伸ばして人を呼ぶ仕草をしますが、アトラスの場合はしんどくて何かに寄りかかっていないと立っていられない状態だったのでしょうね。
兄弟5匹の中でも一番弱っていたというアトラス。
この子がこの先、元気を取り戻して成長できるのかとても心配ですね。
闘いは始まったばかり
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シェルビーさんは5匹を引き取りました。すると数匹が調子を崩し始め、一番小さくて弱いアトラスは危険な状態でしたが初日から闘う姿勢を見せました。出典:http://www.lovemeow.com/rescue-kitten-no-one-thought-would-survive-fights-alongside-his-siblings-now-4-months-later-2527258018.html
「最初の夜はどうにか越したけど、闘いはまだまだ終わらなかったわ」とシェルビーさん。
子猫の健康状態を維持するのは想像以上に難しいことです。
母親がいる子猫なら体温調節は母猫がしてくれますが、人の手でお世話する場合、体温を低下させることは命を落とす事にも繋がりかねません。
そして子猫の生死の決め手はその子の持つ生命力が鍵と言っても過言ではありません。
まだまだ安心できない状態のアトラスは、峠を越えることはできるのでしょうか。
声援を力に
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数日後、アトラスの状態は更に悪化し姉のフィービーと共に命を危ぶまれました。出典:http://www.lovemeow.com/rescue-kitten-no-one-thought-would-survive-fights-alongside-his-siblings-now-4-months-later-2527258018.html
それでもシェルビーさんは2匹を撫でながら励ましのエールを送り続けました。すると諦めないと言わんばかりに突然アトラスの小さな手がシェルビーさんの手を掴んだのです。
声援とは時に思わぬパワーやエネルギーをくれるものです。
スポーツ選手が声援を力に変えて勝てたと話しているのをたびたび耳にしますが、その効果は猫に対してもあるのかもしれません。
シェルビーさんのがんばれという声援がアトラスとフィービーに力をくれ、アトラスがそれに答えたのでしょう。