「今日の獲物はドーナツだ…!」
とあるお店での話。
美味しそうに並ぶドーナツ目がけて、どこからか降りてくる影がありました。
「どれも美味しそうだな~♪」
陳列棚の上の隙間から身を乗り出しているのは、なんとアライグマ!
店員さんの目を盗み、ドーナツを一つ失敬しようとしているのです。
「店員には気付かれていないな!?」
人目を気にしているのか、より美味しそうなドーナツを物色しているのか…
万引きを企むアライグマは顔を上げ、辺りを窺っています。
「よし、今のうちだ!」
辺りの様子は気になるものの、すぐ目の前にあるドーナツの芳しい匂いは捨てがたい…!
アライグマは再び、ドーナツの山に鼻を埋めます。
「どうやって失敬しようか…」
そしていざ、ドーナツを頂くぞ!と思ったアライグマ。
微妙に距離が遠くて届かないことに気付きました!
さあ、どうする!?