「ちょっとストーブが遠いわん…」
まったりとストーブにあたる、猫ちゃんとわんちゃん。
先にストーブの前に陣取ったのは猫ちゃんだったらしく、わんちゃんを阻むようにゴロリと横たわっています。
「もっと近くに寄りたいわん」
できればもう少し、ストーブに近付いて暖を取りたいわんちゃん。
「ご主人、この子なんとかして?」と振り返りますが…
「この子、半分譲ってくれないかなぁ」
飼い主さんは動く気配なし!
猫ちゃんも同じく、譲る気配なし!
う~む、どうにも手詰まりなようですね。
「そうだ!こうすればいいわん♪」
しかし、このわんちゃんもマイペースな性格の持ち主でした!
なんと猫ちゃんのもにもにのお腹に、そっと顎をON!
飼い主さんの手を借りず、猫ちゃんを退かすことなく、自分も快適な環境を手に入れたのです!
「あ~あったかぁい♪」
何事もないかのごとく、しれっと鼻先を温めるわんちゃん。
そして、何が起こったのか理解できない様子で固まる猫ちゃん。
両者を撮影する飼い主さんだけが静かに動く、不思議な時間が流れます。
猫ちゃん、覚醒!?