飼い主とイヌとの美しすぎる関係
「おい!大丈夫か!!お願いだから,僕を独りにしないでくれよ~。返事してくれよ~!」ある土曜日,アルゼンチンに住むTonyの飼い主,Jesus Huecheさんが家の前にある木を剪定していたところ,足を滑らせてしまいおよそ6フィート(約1.8メートル)の高さからコンクリートの歩道に落下してしまいました。頭を打ちつけ,意識不明となるも,幸運なことにすぐさま発見されることとなったのです。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dog-hugs-injured-owner
救急車が到着し,救急隊員がそこで見たものとは・・・飼い主であるHuecheさんの側から離れようとしないTonyの姿だったのです。
Tonyが,Huecheさんを心から心配している姿がひしひしと伝わってきます。
その表情からは悲しみが,そしてその体からは不安が溢れ出しているかのようです。
Tonyの悲しむ鳴き声が聞こえてきそうですよね。
Tonyの体にそっと添えているHuecheさんの手が弱々しくも,なにかを伝えようとしているかのようです。
Huecheさんの側で・・・
「大丈夫なのか?これで,良くなるのか?」救急隊員が首にギブスをはめたりとHuecheさんの怪我の手当てをしている間も,Tonyは飼い主さんに抱きつき,一向に離れようとしないのです。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dog-hugs-injured-owner
言葉が伝わらない分,Tony君は不安だったと思います。
明らかに非日常的な出来事が目の前で繰り広げられ,そうでなくても明らかに様子がおかしいHuecheさんを目の前に,側にいることが彼にとってできるすべてなのかもしれませんね。
「よかった!生きていたんだな!」Huecheさんはようやく意識を取り戻し,「もう,大丈夫だから。」と,Tonyに言い聞かせ,安心させるように彼の背中をなでてやったのです。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dog-hugs-injured-owner
いつものHuecheさんの手で再び体をなでてもらえ,ようやく安心できたようですよね。
それでも,まだいつもとは違う様子・・・
「僕も一緒に連れて行ってくれよ!僕が付いてなきゃダメなんだ!」Huecheさんが救急車に搬送される時には,Tonyは一緒に救急車に乗りたがったのです。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dog-hugs-injured-owner
Huecheさんが反応してくれたものの,訳も分からず,目の前でどこかに連れていかれようとしている様子・・・。
飼い犬にとってはとても不安な状況だと思います。
Tony君に言葉が伝われば・・・少しでも彼の不安を取り除くことができたでしょうね・・・。
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