「ひゃっほー!高いぞー!」
わんちゃんを囲んで遊ぶ、二匹の子猫ちゃんたち。
中でもわんちゃんに乗っている茶色い子猫ちゃんは、わんちゃんのことが大好きなのです。
「なぁに?代わってほしいの?」
わんちゃん大好きな子猫ちゃんの一番の特等席は、そのふさふさした大きな背中の上!
今日もそこへ陣取り、なんだか偉くなったような気分で下界を見下ろします。
そこで黙っていないのが、黒い方の子猫ちゃん。
「たまには代わってよ!ずるいずるい!」と猛アピールします。
「う~ん、どうしよっかな~」
「え~だってわんちゃんの一番の友達はぼくだし…」と渋る茶色い子猫ちゃん。
自分を巡って起こった争いに、わんちゃんは「仲良くしなよ~」とちょっと心配顔です。
「あら?怒っちゃった!」
どうにも譲ってくれない茶色い子猫ちゃんに、黒い子猫ちゃんは拗ねてしまったのでしょうか?
「もういいもん!」と背を向けて、どこかへ行ってしまいました。
「けんかしちゃったよ…」
黒い子猫ちゃんを、複雑そうな顔で見送る茶色い子猫ちゃん。
わんちゃんは「ほら、意地を張るから黒ちゃん怒っちゃったよ」と、背中の子猫ちゃんを窘めます。
茶色い子猫ちゃんも、自分が意地悪をしてしまったと分かっているのでしょう。
ちょっと気まずそうな顔をしていますね。
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「ごめんね」できるかな?