彼女にとって全てが恐怖だった
震えが止まらない犬
ある日カナダのエドモントンに住むサラ・マヴローさんはウィーズィーのことを聞きつけ、車で2時間ほどのシェルターに彼女を迎えに行ったのです。出典:https://www.thedodo.com/greyhound-weezy-scared-2228528450.html
ウィーズィーが里親さんの元へ行貰われて行くのはこれが初めてではないようです。以前の里親さんは一度はウィーズィーを家族に迎えたものの、怯えすぎているという理由から譲渡の翌日早々にウィーズィーをシェルターに返してしまったのだそう。
以前の里親さんはウィーズィーを家族に迎え入れると決めた時、彼女がどんな状態だったかはわかっていたはずです。怯えというものはそもそも1日や2日で治るような簡単な問題ではなく、時間をかけて根気よく付き合って行くべきなのにもかかわらず、なぜこんなに簡単にウィーズィーを返してしまったのでしょうか。覚悟が足りなかったとしか言いようがありませんね。
いつも舌が出ているのはなぜ?
ウィーズィーの歯の状態はかなり悪く、比較的良い状態だった2本を残し全ての歯を取り除かなければなりませんでした。出典:https://www.thedodo.com/greyhound-weezy-scared-2228528450.html
ウィーズィーの舌がこのようにいつも外に出ているのは彼女に歯がほとんど残されてなかったのが理由だったようですね。
さて健康面の問題はとりあえず突破しました。次はウィーズィーが家庭犬として幸せに暮らして行くために最も重要なステップとなりそうです。
忍耐力がすべて!
ウィーズィーから恐怖心を取り除くために最も必要だったのは忍耐力でした。出典:https://www.thedodo.com/greyhound-weezy-scared-2228528450.html
「今でもまだ控えめで静かな子で、特に知らない人は苦手なんです。以前、死んだハエが落ちているのを見て恐怖でケージから飛び出して来たこともありました」とサラさん。
ウィーズィーがシェルターに引き取られるまでどんな人生を歩んできたのかは誰にもわからないのだそう。しかし彼女の歯がお手入れされていなかったことを考えると、あまり大切にされていなかったのかもしれません。
それにしても恐がりのあまり小さな虫にまで過敏に反応するとは実に不憫です。しかしそんな極度な恐がりのウィーズィーには安心できる場所があるようです。
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ウィーズィーの恐怖から救っていたものとは