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観光名所の奈良や宮島にいる小鹿を触らないで!触ってはいけない悲しい理由とは。


 

鹿が引き起こすトラブル

奈良の鹿は、春日大社に祀られる『建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)』という神話に登場する神様が、大きな白鹿に乗って茨城の鹿島神宮からやってきたという伝説があるます。

その白鹿の末裔が奈良公園の鹿と言われており、古くから“神鹿”として大切にされ、現在奈良公園の鹿は国の天然記念物に指定されています。


もう一つの神鹿と呼ばれる宮島の鹿ですが、元々宮島周辺に住んでいた鹿の殆どは戦後駐留していたGHQの兵士達のハンティングの獲物とされてしまい絶滅寸前にまでなってしまった時、奈良の鹿を6頭連れてきて数十年かけて繁殖させてきた固体の末裔だそうです。

神話上の言われもなく、奈良の鹿の分家のような状態の宮島の鹿は、観光復興目的で『神鹿』とされているという話もあるんだとか・・・

宮島の鹿も、地域住民とうまく共存してきた歴史もあるのですが、個体数が増えすぎた鹿の多くがエサを求めて市街地に居つくようになり、農作物への被害、糞尿による悪臭などが拡大しただけでなく、交通事故や食べかすの付いたビニールなどのゴミを食べて健康被害が起きるなど、トラブルも増えてしまったのです。


そのため、宮島の鹿を野生の状態に戻すために、1998年に「宮島町鹿対策協議会」を発足させ、餌やりの禁止などの方針を決定するなどの対策をはじめ、2008年のは「宮島のシカ保護管理ガイドライン」の5年計画にも『鹿せんべいの禁止』明記され、観光客の鹿江のエサやりを全面的に禁止するきまりが設けられました。

しかし、元々鹿の食料になる植物が豊富ではなかった宮島では、エサやりを禁止しただけで鹿が山に帰るはずもありません。

長年、人からエサを貰うことに慣れていた鹿の殆どが常に空腹状態で、食べ物を持つ人を執拗に追いかけたり、食べ物を強奪するなどのトラブルが増加してしまいました。

そして、人からエサをもらえなくなった鹿の中には餓死してしまうものも多いのです。


そんな宮島にも、鹿のベビーシーズンが到来しました!

人の近くに暮らす鹿は、子育ても市街地や観光地周辺でするようなのですが、人慣れしすぎている鹿の子育てには大問題が発生しているようです。

生まれたての小鹿は『バンビ』と呼ばれたりもしますが、小さくてカワイイ鹿の赤ちゃんには観光客もメロメロです。
人慣れしているし・・・と、迂闊に生まれたての小鹿に触ってしまうと大変なことが起こってしまいます。


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なんで触ったらダメなの?

 
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