猫に感情ってあるの?

Phensri Ngamsommitr/shutterstock.com
猫って自由気ままで、「一体何を考えているのかわからない!」って思ったことはありませんか?
いつも喜怒哀楽をはっきり表す犬とは違って、猫のおすまししているようにも見える表情からは感情が読み取りにくく、とてもクールでマイペースのようにも感じるでしょう。
それは顔の表情からも感情をたくさん伝えられる犬に比べて、猫は感情を顔に出さない、というよりも表情筋の数も筋肉量も少ないため顔の表情を作ること自体が難しく、そのため猫の感情が表情からは分かりづらいためかもしれません。
だからといって猫には感情ないというわけではありません!
猫の脳は、犬と比べて約2倍ほど複雑な造りだとも言われていて、猫の感情はとても豊かで非常に頭が良い動物だという研究結果もあるそうです。
犬よりも感情豊かとは、なんだか意外に思われた方も多いでしょう。
猫の感情が現れる仕草やポイントを知ると、感情豊かな猫の気持ちを今よりもずっと知ることができますよ。
日頃の何気ない仕草にさり気なく表れる、猫の感情を読み取るポイントをこの記事でご紹介しますね!
猫の感情は人とあまり変わらない?

Alena Ozerova/shutterstock.com
心理学専門サイトでは、「猫は人間の脳と約90%類似した構造を持っている」と言われていて、高い知性と人間のような複雑な感情を持っているそうです。
一例として、猫は人間の気持ちを読むことができる動物だとされています。
飼い主が落ち込んでいるときは、普段よりも頭をこすりつけたり、そばにいる時間を増やしてくれたり、そっと励ましてくれるような行動を取るそうです。
そんなに飼い主のことを見てないようで、さり気なく飼い主に気配りを示してくれる猫の繊細さはとても情緒的で猫特有の感情の表し方は、きっと人間のような感情の動きを理解しているからでしょう。
それはまるで普段は適度な距離感を保ちながらも、必要な時にはそばにいてくれる心強い親友のようですね。