全身の毛を染められた子猫
子猫の名前は『スマーフ』
保護したとき、スマーフはひどく怯えた目でスタッフを見つめてきました。
染められた毛や傷だらけの身体を見れば分かりますが、スマーフは前の飼い主から虐待を受けていたのです。
また、ご飯もまともに与えられていなかったのでしょう。
体重はわずか600gほどしかありませんでした。
その後、すぐにスマーフの治療が開始されました。
擦り傷の治療をするとともに、紫色のインクを取り除くための治療も行いました。
そのおかげで擦り傷は少しずつ治癒していきました。
しかし…紫色のインクは身体の深部まで染み込んでおり、毛を剃っても色素は抜けませんでした。
しかし、スタッフは諦めませんでした。
スマーフを元の身体に戻すために、あらゆる手を尽くしました。
保護されてから数週間が経ったころ。
スタッフの努力のかいあって、スマーフに染みついた色素が徐々に抜けはじめたのです。
まだ紫色の部分は残っていますが、擦り傷は十分に回復していました。
そのため、スマーフは走り回れるくらい元気になっていました。
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受けた心の傷は深かった