「きょう56歳の誕生日を迎えられた秋篠宮さま。カメラの前で語ったおよそ28分間の会見では、そのほとんどを眞子さんの結婚について発言。異例の発言もありました」とMCの谷原章介が切り出した。30日(2021年11月)の「めざまし8」では、皇室担当記者2人が、25日に収録された秋篠宮さまの誕生日会見について解説した。
秋篠宮さまと30年来の親交がある毎日新聞編集委員の江森敬治氏は「眞子さんをとても心配されているという親心があふれていた」と会見の印象について話した。
「儀式なし」の問題点
江森氏が最も注目したのは、10月26日に行われた眞子さんと小室圭さんの結婚会見について、秋篠宮さまが「私自身は、一方向ではなくて双方向での会見という形にしてほしかった」と述べたこと。
「入籍後の会見というのは、そもそも国民に向けての会見であって、国民に理解を深めてもらうための場だった。しかし、残念ながら記者発表で終わってしまった。その辺の思いは宮さまも強いのだと思います」(江森氏)
一方、フジテレビ皇室担当解説委員の橋本寿史氏が注目したのが、眞子さんの結婚儀式が行われなかったことについて、秋篠宮さまが「皇室の行事が非常に軽いものだという印象を与えたということが考えられる」と話した点だ。
「主な皇室行事は国民の幸せを祈ることにつながっている。そういう意味で、それが軽んじられているように取られると、皇室に対する国民からの敬愛と信頼が薄れるのではないかという思いをお持ちなのではないかと感じた。この言葉は大変重いものだととらえた」(橋本氏)
司会の谷原章介「僕の印象に残ったのは、小室さんのことを『夫の方』『娘の夫』などと言い、直接名前をお呼びにならなかったこと。どこか苦言を呈する形のニュアンスがありましたよね」
橋本氏「(再会した時のことを記者に聞かれ)小室さんについて『印象に残ることは特になかった』と言っておられましたし、わだかまりは相当残っていらっしゃるのでしょう」
江森氏「儀式のない結婚になった原因は(小室さんの母親の)お金のトラブルですから、もっと早く解決してほしかったという思いがやはり強いのだと思います」
(ピノコ)