秋篠宮家の長女・小室眞子さんと小室圭さんが2021年10月26日に開いた結婚会見に際し、藤井貴彦アナウンサーが同日放送の「news every.」(日本テレビ系)で述べたコメントが話題を呼んでいる。
「大切な言葉をSNS上で浪費することがないように」
藤井アナは、眞子さんが10月23日に30歳の誕生日を迎えたこと、26日に婚姻届を提出したことについて「大きな節目を迎えているところなんですよね」とコメント。一方、インターネット上では2人の結婚に対して厳しい声も多く、報道されている会見の質問と回答の文書では眞子さんも、「根拠のない多くの厳しい批判にさらされてきた圭さんが、私と結婚するという意思を持ち続けてくれたことに感謝しています」などと批判の声に言及している部分もあった。
藤井アナは「今日の2人のメッセージからは『もうそっとしておいてほしい』という気持ちが伝わってきました。もうこの後は、2人の問題になっているんじゃないかと思います」と夫婦の気持ちを類推。「多くの方が、もしかすると心の中にご批判の思いを持っているかもしれないんですけれども、皆さんの大切な言葉をSNS上で浪費することがないようにと願っています」と呼びかけた。
その上で「まずは眞子さん、誕生日と、ご結婚と、これからの未来、本当にいいものになるようにと願っております。おめでとうございます」と祝福の言葉を送るのだった。
反響続々「藤井アナの言葉は、いつも誠実で優しい」
インターネット上では藤井アナのコメントが反響を呼び、「藤井アナの言葉は、いつも誠実で優しい」「藤井アナのコメントがさすが。 これ以上ない的確なコメント。無闇に人を傷つける言葉が躍りやすい時代からこそ自戒」「『大切な言葉を浪費しない』 素敵な言い方」「毎回名言を発する藤井アナのすごいところって、『気遣い』なんですね。話題のご本人はもちろん、その発言を聞いたファンだったり、周りの人のこともしっかり考えて、言葉を選んで、時間をもらって発言してるのです」などといった声があがっている。
藤井アナといえば、7月28日の同番組で、新型コロナウイルスが主に20~30代の若者を中心に広まっているというニュースを伝えた際、「感染対策を取っている人もいるし、ワクチンを打ちたいと思って積極的に行動している人もいるので、そのあたり、一概にして『若い人が悪い』って言わない世の中になってもらいたいなと思います」と若者に批判的な目を向ける人々にメッセージを送り、話題を呼んだ。
また、東京五輪開会式が行われた7月23日の放送では、開催自体を批判する声が多くあがっている状況に、「せっかくやるなら応援しよう、と言うつもりはありません。ただこの大会に純粋な思いを、努力を注ぎ込んだ人がいます。その人たちへのリスペクトは忘れたくありません」と広い視野でコメントし、称賛されていた。
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