あなたは愛を待ちますか?それとも自分から掴みに行きますか?
今回はEDMの2大アーティストAviciiとMartin Garrix の最新コラボ曲”Waiting for
Love”に含まれるメッセージと英語表現を見ていきましょう。特にAviciiの曲は、「愛、希望、絆」についてストレートに表現されているものが多いです。キャッチ―なメロディーと共に、何か大事なことを考えさせられる歌詞に注目して聴いてみましょう。
Aviciiの”Waiting for Love”で元気が出る英語表現を学ぶ
まずは今回の歌詞の中に出てくる印象的な表現をピックアップ:
“Where there’s a will, there’s a way”
意志あるところに道あり。成せば成る
“Every night has its day, so magical”
夜が開ければ次の日がやってくる まるで魔法のように
“If there’s love in this life, there’s no obstacle that can’t be defeated”
人生に愛があれば、どんな障害も打ち負かすことが出来る
*後半の文章では”no~not”を用いた二重否定が使われています。打ち負かすことの出来ない障害なんてない。=どんな障害も打ち負かすことが出来る。
“We’re unstoppable with something to believe in”
信じるものがあれば、とどまることはない
“We are one of a kind, irreplaceable”
僕たちは特別で、かけがえのない存在なんだ
“You are one of a kind.”
“one of a kind”―唯一無二の
特別な相手に伝えたい表現ですね。
前向きな表現はどんどん自分の中にストックして、いざという時に使えると効果的ですね。また1週間をテーマに歌われるサビにも注目です:
【歌詞】
Monday left me broken
Tuesday I was through with hoping
Wednesday my empty arms were open
Thursday waiting for love, waiting for love
Thank the stars it’s Friday*1
I’m burning like a fire gone wild on Saturday
Guess I won’t be coming to church on Sunday*2
I’ll be waiting for love, waiting for love
To come around
【日本語訳】
月曜日はボロボロになって
火曜日は祈りつくした
水曜日は空っぽになった両手を広げてみた
木曜日は愛を待っている 愛を待っている
星に感謝する金曜日
暴れ狂う炎のようになる土曜日
教会には行けそうもない日曜日
愛を待っている 愛を待っている
僕の元にやってくるまで
*1 “Thank the stars it’s Friday”―星に感謝する金曜日
すっかり日本でもおなじみの”TGIF!”=Thank god it’s Friday”に
掛けた表現。もともと金曜日はキリストの受難と死を記念とする日。
*2 “Guess I won’t be coming to church on Sunday”―教会には行けそうもない日曜日
キリスト教徒の習慣として日曜日の朝は教会でミサに参加します。
前日の土曜日、遅くまで遊んでいたら起きれないかもしれませんね。
<訳を終えて>
PVでは、老化が進み、自分が出来ることに限界を感じている老人が、突然いなくなった妻をスクーターに乗って探しに行きます。道中色んな障害を乗り越え、自分に自信を取り戻していくというストーリーです。
“Waiting for love”とは、じっと待つのではなく、自分からアクションを起こすことなのかもしれません。
ところで、最近Aviciiの3度目の来日公演がキャンセルになったと公式ページで発表になりました。私は大阪での公演をとても楽しみにしていたオーディエンスの一人です。とても残念ですが、今回の曲は、いつか彼の来日が実現する祈願を込めてピックアップしました。Waiting for Avicii!!