お母さんたちが子育ての悩みを感じる瞬間と言えば、やっぱり赤ちゃんが泣き止んでくれないとき。原因を考えますが、赤ちゃんはまだ言葉も話せず、何をしてあげても泣き止まないときがあります。
しかしどうしても泣き止まないのなら「泣き止ませなくていい」と、タビトラさんは小児科医で児童虐待防止の仕事をしている先輩がSNS上に投稿していたのを目にしたそう。
その理由がこちら。
大学の先輩が小児科医になって児童虐待防止の仕事をしているのだが、「赤ちゃんは泣き止ませなくていい」と言っていた。ほんとそう思う。理由があって泣くときもあるけど、「我輩は泣く。ただし理由はない」みたいなのけっこうあるから、泣き止ませることをゴールにすると地獄に突入する。
—タビトラ (@tabitora1013) October 18, 2016
「何か理由があるはず、泣き止ませなきゃ」と焦る必要はないんですね。理由なく赤ちゃんが泣いている場合、どんなに泣き止ませようと努力してもこればっかりは無理。そうとは知らずに自分のやり方が悪いんだと悩み込んでしまっては、ただ辛いだけになってしまいます。
pixta.jp
しかしあまりにも放っておきすぎると、「泣いても意味がない」と赤ちゃんが感じ、意思表示をしなくなってしまうという例もあります。大切なのは、完全に無視していいということではなく、赤ちゃんが泣き止まなくても過剰なストレスを溜め込まないでいいんだということです。
この言葉に関してはこのような反応が寄せられています。
これねえ、世の夫諸氏に周知したい。うちもややそうだったけど、男性の中には、泣いてる=問題がある、では解決せねば!→解決させられない母は無能だ!という思考回路で、無用なプレッシャーを母たちにかけてる人たちが結構いると思うんだなあ。 https://t.co/UyiEVvxOoJ
—リーガン美香 (@Mika_Regan) October 20, 2016
恥ずかしながら自分が子を持つまで、泣いてる子には適切な対処をすれば泣き止むものと思っていた。何しても泣くときは泣くし、泣くことが必要だから泣くのであって、「泣き止ませよう」「泣き止ませないと迷惑」と思うと病みまっしぐらである。 https://t.co/75v84a0fBo
—よこ/猫ブログもよろしく (@kogebean) October 19, 2016
これって、子育てしてるお母さんだけの話なら、泣き止ませようと躍起になることは少ないと思うんだよね…
周囲の環境のせいで「泣き止ませないと」「静かにさせないと」という焦りを植え付けられてる所が大きいように私は感じてしまうお母さん以外の人たちに「赤ん坊は泣くものだ」と知ってほしい https://t.co/UvBp6G1qaA
—SASAKI (@MGSasaki_) October 18, 2016
最後のコメントにもある通り、家ではいいけれど外出先では泣き止ませなきゃと必死になってしまいます。しかしこれは周りの理解がないために起きていること。お母さんだけでなく、それ以外の人たちにこそ「赤ちゃんは理由もなく泣くものだ」という認識を持ってもらう必要がありますね。