クロスとハートのこのマークを、あなたは見たことがありますか?
見たことがある人も意味まで知っているという人は少ないのではないでしょうか。
このマークの名前は「ヘルプマーク」。
外見では分かりづらいけれど、補助や配慮を必要とする人たちが身につけるマークです。
対象になるのは、義足や人工関節を使用している人、内部障害や難病の人、または妊娠初期の人など。
裏面には、病気の症状や対処法、緊急時の連絡先が記入出来ます
東京都福祉保健局が実施している、このヘルプマーク。
認知度はまだまだ低いですが、ツイッターや駅構内のポスターを通じて広まりつつあります。
電車に座ってたら、目の前に初めてヘルプマークを着けている人が。ヘルプマークは、外から分からない内部障害や難病だったり、人工関節や義足を使っている方が利用するもの。席を譲ったら、ちょっと驚かれつつ笑顔でお礼してもらえました。 pic.twitter.com/NXaP1v0lDO
—駒崎弘樹:Hiroki Komazaki (@Hiroki_Komazaki) October 2, 2015
ツイッターがなかったら絶対ヘルプマークの存在は知らなかった...というわけで貰って来ました。見た目は元気なのでこういうのは有難い...電車ではせめてつり革欲しい... pic.twitter.com/uk6C1JY5wW
—黒鷹@東京DW:61番(前期) (@xxxxzer0) October 11, 2015
今日は3回席を譲っていただき助かりました。赤いヘルプマークを見かけたら助けてあげてください。 pic.twitter.com/fL31lrUXdM
—ツマ美沙子ちゃんお茶会 (@aikokawamura1) September 22, 2015
ヘルプマークは、都営地下鉄各駅(押上駅、目黒駅、白金台駅、白金高輪駅、新宿線新宿駅を除く)駅務室などに申請をすると配布してもらえます。
詳しくは、「東京都福祉保健局」のウェブページをご覧ください。
東京都が制作した、ヘルプマークのPR動画はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=bhXIEJDMcJ4
勇気を出してマークを付けても、周りが知らなければ意味がありません。
こういったマークがより広く、世間に知れ渡るといいですね。
出典:ヘルプマーク 東京都福祉保健局/ヘルプマークPR動画 - YouTube