小学校6年の女の子が、磁石の力を利用して、スチール缶とアルミ缶を分別するゴミ箱を発明し、この仕組の特許を取得しました。
小学生が特許を取得したのは全国で3例目で、これは快挙です!
特許を取得したのは、愛知県安城市立丈山小学校に通う神谷明日香さん。
2014年の夏休みの自由研究で、このゴミ箱を作りました。
特許を取ったシンプル&画期的な仕組み
プラスチック板などで作られたこのゴミ箱は、高さ約90センチ。
缶の投入口の下に設置した磁石に、スチール缶だけがくっつくという性質を利用して、自動的に分別出来るようにしました。
「おじいちゃんのために」祖父を思う気持ちが発明に至った
この発明のきっかけは、神谷さんのおじいさん。
自宅前に自動販売機があり、「おじいちゃんが空き缶を分けているのを見て、もっと簡単にできる方法は無いのかなと思い、これを作りました」と神谷さん。
神谷さんはこの発明で、2014年度の第51回市小中学生科学賞作品展「かがくのひろば」(発明工夫の部)にて、優秀賞を獲得。
この仕組みを「低コストで分別できる空き缶分別箱」として申請し、8月14日付で特許を取得しました。
実は神谷さん一家は発明一家。
お父さんの豊明さんは、自分の好みに合うワインを見つけるスマホアプリを開発し、
特許を取得しました。
これから、どんな発明が飛び出すのか、楽しみですね。