人生において何度か住処を変えることはあるかと思います。その際に住む家に予期せぬ問題があることは避けたいものです。いわゆる「曰く付き物件」と言うやつです。前に住んでいた方が不慮の事故で亡くなった、夜な夜な不気味な心霊現象が起きる、騒音がうるさい……様々なケースがあります。さてそんな曰く付き物件でもこちらのケースはかなり特殊な例なのかもしれません。
非常に重大な秘密が隠された訳あり物件
Tiny concrete house concealing vast nuclear bunker on market for £280k https://t.co/k0g6Wb1m29 pic.twitter.com/dlGX5rrEB0
— NewsBop! (@NewsBop) February 2, 2022
ということで、こちらが話題の「訳あり物件」です。
と言っても、これのどこが家?と思うのかもしれません。しかし、今回紹介するこちらの物件。実は本体はこれだけではありません。これはほんの一部。入り口に過ぎないのです。
なるほど、これは地下に続く入り口なんだね、と思った方。大正解。
そうなんです、この入口から入り地下に作られた施設こそ、今回の物件です。つまり、普通の家ではない施設が売られているという「訳あり物件」です。
はたして何に使われた施設なのでしょうか。
冷戦時代に使われたミサイル格納庫
Kansas has some weird properties. Like, this totally creepy missile silo. $420K. Not sure if that price is meant as a joke. #FridayNightZillow https://t.co/sffGfUBN00 pic.twitter.com/NylmvksaqJ
— Steven Dennis (@StevenTDennis) September 18, 2021
実はこの施設、驚くことなかれ、1960年の冷戦時代に使われたミサイル格納庫だという。今、北の国からその都度送られてくる、話題の陸間弾道ミサイル(Inter Continental Ballistic Missile,ICBM)なんかも保管されていたという。
もちろん、電気・水は通っているので安心ください。そしてなんと言っても、防御力は最強。ミサイルなどの攻撃に耐えます。地下シェルターとしても使える。
物件の詳細:Listed by John Dautel, Hirsch Real Estate
ただし、いくつかの設備は錆びついているので、それなりに改修が必要になりそうです。
この物件を販売している「Hirsch RealEstate」は、本物件に関し「潜在的な可能性を秘めた物件で、無限大の可能性がある」と説明。
気になるお値段は、280,000ポンド。日本円にすれば4300万程度。意外にやすい!?かも。
ミサイル格納庫というちょっとユニークで、しかもシェルター機能がついたこちらの物件。気に入った方はぜひとも購入をご検討されてはどうか。
Source:デイリー・スター