静岡県民のソウルフード「さわやかのハンバーグ」。連日多くの観光客がこのハンバーグを求め、押し寄せます。当然連休ともなれば人が殺到し待ち時間がエグいこととなります。その中でも特に人気が高い店といえば「さわやか御殿場店」となります。時には5時間6時間待ちもあたりまえです。そんな「さわやか御殿場店」ですが、なんと整理券が転売されている模様。そんな事が可能なのでしょうか。
本部が整理券の転売の購入を注意
明けましておめでとうございます
新年より多くのお客様にご来店いただき、ありがとうございます。
一部店舗により、受付発券チケットを転売されている事案が発生致しました。
転売されたチケットではご入店いただくことはできません。
決して購入されませんように、ご注意ください。— 炭焼きレストランさわやか 公式 (@Go_Sawayaka) January 3, 2023
さて問題となっているのは「さわやか御殿場プレミアム・アウトレット店」での整理券転売。通常「さわやか」に入店するには、整理券配布マシーンを使い整理券を入手。
その番号が呼ばれれば入店できる仕組みです。「さわやか御殿場プレミアム・アウトレット店」は特に人気が高い店で、長いときは5時間〜6時間というまるでディズニーランドのような待ち時間となります。
その原因は「御殿場アウトレット」があるという観光地としては最適な場所にあるのと、関東から最も近い「さわやか」であるという点。
純粋に「さわやか」飲みを楽しみたかったら「さわやか 御殿場インター店」に行くか、新幹線ならば「静岡」「浜松」などに行けば駅近くに「さわやか」はある。
では、今回の問題である「整理券転売」はそもそも可能なのでしょうか。さっそく調べてみると、やはり「転売」はされているようで、王道の「フリマサイト」を使うのが主流でした。
メルカリなどで整理券を転売
まず、現在は整理券転売は撲滅されて出品されていないのですが、メルカリなどの「フリマサイト」で整理券を転売するという王道のやり方。
運営者に見つかる前に整理券を出品。そして、販売して収益を得ます。ただしこれには問題があります。転売するとはいえ、その整理券を入手するには整理券を受け渡さなければなりません。
そのためおそらく、現地に転売ヤーはスタンバイしており、まるで「ダフ屋」よろしく整理券を交換するのでしょう。
もちろんこの手法で入店すれば完全に「違反」となりますので断じて許されません。
SNSを使って整理券を転売
2つ目はSNSを使って整理券を転売します。SNS上で「整理券をDMで募集」するという手法。ではお金はどうするのかというと、PayPay等の電子決済を利用するようです。
もちろんこの手法でも「違反」ですので決してDMを送ってはいけません。
QRコードをSNSに晒すのも注意
更に問題を上げるとするのであれば、整理券のQRコードをSNSにアップするのは要注意です。QRコードはカンタンに読み取れてしまい、待ち順番状況がわかってしまいます。
そもそも整理券がなければ入店出来ませんが、不特定多数の第三者でもQRコードを読み取れてしまうという点に注意をしたほうが良いのです。
ということで、あらゆる方法で「さわやか整理券」を不正に転売・入手することが可能のようです。もちろん「さわやか」側もこの問題に対処するかと思われますが、今後いたちごっことなる可能性が十分高いです。
絶対にSNSでの整理券転売に手を出さないよう注意したいものです。
Source:さわやか