もうすぐ夏!となれば、風物詩となっているのが大規模な水着撮影会、通称「大撮」ですが……演者さんもファンも楽しみにしている水着撮影会、これが一方的な「独裁者」たちによって突如中止に追い込まれているのです。強引に中止に追い込まれた撮影会は6月10日に開催予定だったもので、中止決定が8日の夜。その横暴っぷりに非難の声が上がりまくっています。
6月10日のプール撮影会、圧力によって急遽中止に…
被害にあったのは「フレッシュ撮影会/川越水上公園」と「東京Lilyミスヤングアニマルプール撮影会/しらこばと水上公園」の2団体。どちらも出演者30人超えのイベント、突然の中止に追い込まれたことで、来場を予定してたファンも大迷惑を被ることになりました。
【6/10プール撮影会 開催中止のお知らせ】
表題のスペシャル撮影会ですが、会場からのお申し出により、開催が中止となりました。現在、出演者様と振り替えイベントの調整中です。
場合によって、同日の出演が難しくなる方もいらっしゃるかとは思いますが、ご容赦いただけますと幸いです。 pic.twitter.com/hWFtJTmqh9— フレッシュ/フレッシュ撮影会【公式】 (@fresh_akiba) June 8, 2023
中止に追い込んだのは、日本共産党埼玉県議会の「城下のりこ議員、伊藤はつみ議員、山崎すなお議員」の3名。下旬に行われる「近代麻雀水着撮影会」が行われる会場に対し、貸出禁止を求めるという圧力をかけたことを堂々と発信しています。
埼玉県営公園で女性の水着撮影会が行われます。未成年も出演するという情報については調査中です。城下のり子・伊藤はつみ・山﨑すなお県議は、本日、都市公園法第1条に反するとして、貸し出しを禁止するよう県に申し入れました。https://t.co/mbFYa9uHOz https://t.co/OtojtOm9N5
— 日本共産党埼玉県議会議員団 (@jcp_sai) June 6, 2023
ちなみに「都市公園法第1条」とは……
この法律は、都市公園の設置及び管理に関する基準等を定めて、都市公園の健全な発達を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。
どう考えても狂っているとしかいいようがない圧力に、埼玉県が屈したということで間違いはないでしょう。
この暴挙に有識者や当事者たちは……
あまりに横暴であまりに身勝手な圧力。この日を楽しみにしていたのは、撮影者だけではなく被写体となるアイドルも同じ。そしてチケットの返金にかかる手数料が運営さんにのしかかり、遠方から飛行機や新幹線で来る予定だったファンにも大打撃。
グラビア評論家としても活動している徳重龍徳さんも、この問題をいち早くツイート。
日本共産党埼玉県議会議員団が埼玉県営公園でのプール撮影会ができないよう貸し出しを禁止に動き、今週開催のプール撮影会が続々中止に。
共産党埼玉県議会のホームページを見るとグラビア=性差別、性の商品化で確実につぶしにきている。未成年が出なくても開催は無理そう。 pic.twitter.com/S5hnYJzx7U
— 徳重龍徳(インタビュアー、グラビア評論家)@ちいかわ好き、ホークスファン (@tatsunoritoku) June 8, 2023
プール撮影会での規制強化を守っていたにも関わらず、仕事を奪われるグラビアアイドルたち……。こんなことが、ごく一部の県議によって強引に進められていくことが「正義」なのでしょうか?
今年に入ってプール撮影会は
衣装の規制⇒わかりました
ポージング規制⇒わかりました
途中から未成年者の規制⇒わかりました守ってたのに⇒貸出し禁止?!?!?
私たちグラビアのお仕事が奪われてく
おれらのお仕事奪わないでくれーーーーーーー https://t.co/6HYzbklTHU— 蒼猫いな (@ina_coscos) June 8, 2023
こんな狂った提案を県に申し入れること自体が狂気ですが、それをそのまま受け入れてしまう埼玉県にも問題があると考えます。仮に受け入れるのであれば、突然中止に追い込んだ理由をハッキリと示して、被害を受けた運営会社や出演者、そして参加者に損害分を返金すべきです!それにしても酷い……。
プール撮影会って、こんなに健全でステキな写真が撮れるんですよ!もはや批判だけしたい人たちは、何が「健全」なのかわからなくなっているような気がします。
6月9日朝7時時点で「プール撮影会」「水着撮影会」がトレンド入りし、5万件を軽く超えるツイートがなされています。一部の人だけでの問題ではなく、国民として考えなければいけない案件ですよ……これは。
個人的には「埼玉県」って本当に大好きなんですけれどね……埼玉県の不人気とかイジられっぷりって、県議会が足を引っ張っているからではないでしょうか。