
<ヤクルト7-6広島>◇21日◇神宮
ヤクルト赤羽由紘内野手(25)が、ビデオ判定で結果が覆って初のサヨナラ本塁打を放った。
2点を追いかける9回2死一、三塁、広島ハーンの初球を強振。左翼ポール際への打球はグラウンドに跳ね返り、2者が生還したが、赤羽は三塁でストップした。
高津監督がリクエストし、リプレー検証の末に、打球が左翼ポールをかすっていたと判定された。値千金の逆転サヨナラ3ランで試合が決まり、劇的な幕切れに高津監督、ナイン、スタンドも大興奮。神宮は歓喜に包まれた。2010年にリプレー検証が導入されてから、ビデオ判定で結果が覆ってサヨナラ本塁打となったのは初めてだった。
サヨナラ勝利が決定した瞬間、X(旧ツイッター)では、「泣いた」、「これだからヤクルトファンはやめられない」、「ヤクルト最高だよ」、「ヤバすぎ」など、ファンが歓喜した。