令和4年度マンション管理士試験の合格発表が、1月5日に行われました。合格された方、おめでとうございます!そして、今回残念ながら不合格だった方は、リベンジ合格を目指すべく頑張ってください。試験後に話題となっていたのが、没問の存在。本日合格発表がされたことで、没問1問、そして複数回答も1問あることが機構から発表されたのです。
マンション管理士試験合格発表、合格最低点が40点!
マンション管理センターは、令和4年度マンション管理士試験の結果を発表しました。合格点は50問中40問以上正解(一部免除者は35問以上正解)です。1万2209名が受験、合格率11.5%。
なお問4は正解肢のない問題と判明し全解答を正解に。問9は正誤判定が不明瞭な選択肢があり「2又は3」を正解としました。— 日刊不動産経済通信/不動産経済研究所 (@fdk_tsushin) January 4, 2023
マンション管理士試験(マン管)の合格発表が1月5日に行われ、合格最低点が40点、合格率が11.5%であることが発表されました。
40点という高得点での合格点に、「合格点がまさかの40点で本当にびっくりしました!」「合格点40点はやべぇよ……。」「合格率ついに10%超で、この資格は今後どうなる?」「40点以上で合格率11.5%なんて、ビックリですね。マン管受験生のレベルの高さを感じてます。」と、Twitter上に驚きの声が寄せられていました。
そして、マン管でも話題となったのが没問です。
マン管も没問、そして複数回答あり
マン管の試験終了直後、話題となったのが没問の存在です。
1月5日に機構から発表された正誤表には、問4『正解なし』、問9『2・3』と記載されており、没問と複数回答があったことを明らかにしました。
問4の問題は、マンションにおける管理者が区分所有者である場合の管理者の立場等に関する記述のうち、正しいものはどれかを問う正誤問題、そして問9は、マンションにおいて共同の利益に反する行為で正しいものはいくつあるかを答える個数問題でした。
マン管試験に没問等があったことで、「没問や複数解答がある波乱の試験でしたね……。」「没問1つに正解肢が2つあったの1問って、ひねった問題作りすぎでしょ!」「勉強した人ほど、え、解答無いんだけど、と混乱しちゃいますよね。」とTwitter上にコメントが寄せられていました。
没問が存在すると、どの選択肢を選んでも正解とする対応をとりますが、真剣に試験に取り組んできた受験生にとって、没問が存在はかなり厄介なんです。
筆者も令和4年は不動産系国家試験を受験しましたが、没問があることによって悩まなくていい問題で悩み、時間配分も狂わされてしまうんです!
没問だった、ゴメンね。没問はみんな正解にするからいいよね!次から気を付けるから許してね!(※かなりオマージュして表現しています。)と機構が発表しても、それじゃ済まない!と思っている受験生はきっと多いはず。
宅建試験、賃管試験に続き、マン管でも没問が存在するだなんて、日本の不動産系の国家試験大丈夫?と不安になってしまいますよね……。
source:公益財団法人マンション管理センター