「吃逆」という漢字を見たことはありますか。漢字を見たことがないとしても、「吃逆」を経験したことがないという人はほとんどいないのではないでしょうか。人前でこれが連続してしまうと、周りの人から「大丈夫ですか?」なんて心配されてしまいます。今回の難読漢字は、誰もが知っている生理現象だったり行動を表す漢字です。そしてこれらは、できれば人前では見せたくないものだと思います。あなたはいくつ読むことができるでしょうか。
「吃逆」という漢字は「しゃっくり」と読みます。
「しゃっくり」自体は誰もが知っている言葉ですし、「しゃっくり」を経験したことがないという人は非常に少ないのではないでしょうか。しかし、「しゃっくり」に「吃逆」という漢字があることを知っている人ってどの位いるのでしょうか。この漢字を読むことができる人は、かなり漢字が得意な人ですね。
では、次の漢字です。
「嗽」というこの漢字は何と読むでしょう。
「嗽」という漢字は「うがい」と読みます。
「うがい」というのは、風邪をひいたり喉がいたいときなどに、「ガラガラガラ...」とするあれのことです。鼻が詰まったりするときには、「鼻嗽」をする人もいます。今回は生理現象を表す難読漢字を出題しようと思いましたが、「嗽」は生理現象ではありませんね。
次の漢字です。
「鼾」という漢字はなんと読むのでしょうか。
漢字の左側の部分は、「鼻」という漢字の形に似ているような気がしませんか。もしかしたら、「鼻」に関係のある漢字かも知れません。
「鼾」という漢字は「いびき」と読みます。
「いびき」とは喉が振動して出る音のことです。「いびき」は寝ている時に出るので本人はあまり気付かないようですが、周りの人にとっては迷惑なこともありますね。「いびき」と「鼻」には関係があるのでしょうか。「鼾」という漢字は、一度見ると覚えることができそうです。
最後の漢字です。
「嚏」という漢字は何と読むでしょうか。
「嚏」という漢字は「くしゃみ」と読みます。
風邪気味などの時や、なんだか鼻がムズムズするというときに、空気が口や鼻から突然に激しく放出されることがあります。これが「くしゃみ」です。思わず、「ハークッション!」という声が出てしまうこともあります。
「くしゃみ」を漢字で書くと「嚏」となることを知っていましたか。「嚔」という漢字も「くしゃみ」と読みます。どちらにしても、難しくてなかなか読めそうにない漢字です。
今回の難読漢字「吃逆」「嗽」「鼾」「嚏」の読み方は、「しゃっくり」「うがい」「いびき」「くしゃみ」でした。どれをとっても、誰もが知っている言葉ですし、誰でも一度は経験をしていることなのではないでしょうか。しかし、「しゃっくり」「うがい」「いびき」「くしゃみ」という言葉を表す漢字があることを知っていたでしょうか。
「しゃっくり」を表す漢字があることを知った時に、思わず、「うがい」や「いびき」、「くしゃみ」を表す漢字を調べてしまいました。
鼻の名前、地名、苗字など調べてみると数多くの難読漢字が出てきます。漢字の問題一覧 の中には、色々な種類の問題があります。