ロシアによるウクライナ侵攻が始まりました。チェルノブイリ原発が占拠されるなど、緊迫した状態が続いています。民間にも被害が出てきており、死者・負傷者や、住宅が燃えている様子も伺えます。ここで気になったのが、戦争により住宅が火事になった場合、火災保険金は受け取ることができるのかという疑問です。
ロシアがウクライナ侵攻、民間にも被害
ロシア軍はウクライナ首都キエフの中心部から40キロほどの距離にある空港を制圧し、チェルノブイリ原発を占拠。キエフでは首都から離れようとする市民の車が殺到し、幹線道路で大規模な渋滞が発生しました。https://t.co/8CvZiXsrnN
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) February 24, 2022
ウクライナの民間住宅が、ロシアの侵攻により被害を受けている様子が伺えます。
ロシアは日本でも北方領土問題が長い間解決していないこともあり、もしかしたら日本にも矛先がいつ向くのかと戦々恐々としてしまいます。
特に、北海道はロシアとも距離が近いため、道民の方は気が気ではないかもしれませんね。
ここで気になったのが、万が一ロシアや北朝鮮が日本に攻撃を仕掛けてきて、住宅に被害が及んだ場合、現在加入している火災保険で保険金を受け取ることができるのかということです。
気になったので、保険屋さんに聞いてみることにしました。
火災保険、戦争で火事になったら保険金は受け取れる?
保険屋さんに、戦争が起きた場合、筆者が現在加入している火災保険で、戦争により住宅が火事になったら保険金は受け取れるのか聞いてみました。
答えは「受け取りはできません。」
一般的に、火災保険は火事の他、落雷・破裂・爆発・風災・ひょう災・雪災の場合に保険金が支払われます。
しかし、保険の種類により補償される範囲が異なります。
ただ、戦争、内乱、暴動などの異常な事態が起きた場合は、火災保険金は支払われないことになっているようなのです。
爆発でも火災保険金が支払われるので、戦争による爆発で家を失った場合も保険金が受け取れるような感じもしますよね。
しかし、爆発とはガス爆発などを指し、戦争のミサイルによる爆発は該当しないということでした。
戦争によって家を失っても、火災保険金は受け取れないことがわかりました。
ウクライナ情勢が気になっている人も多く、ネット上では『#戦争反対』のハッシュタグも登場するほどです。ウクライナに住む人たちの安否が気になります。