最近ではフェイクニュースという言葉も一般化しており、書籍にもなり話題となりました。あくまでもフィクションの内容と捉え、娯楽的に楽しむものとして配信されるものが大半となっています。しかし、今回あるフェイクニュースが現実のものになってしまったとネットを中心に大きな話題となっています。
大阪府、大阪モデルに黄信号2を定める
大阪府、休業求める「黄信号2」決定 753人感染試算 #新型肺炎 #新型コロナウイルス https://t.co/ddnZd6I38K
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) July 28, 2020
コロナの猛威が続く大阪府では、28日、大阪モデルの中に新しく「黄信号2」の基準を定めるとしました。現在の黄信号については各店舗の営業は注意したうえで続けることができますが、黄信号2になると一部施設へ休業を求めるとのことです。
これは、実際的に黄信号と示すだけでは大きな感染予防が果たされていないという背景を踏まえての決定とのことです。この内容が以前に配信されたフェイクニュースと近しい内容だと話題になっています。
虚構新聞の記事が現実になってしまう
なんかね、これが虚構でなくなってるのか。大阪。https://t.co/wx5sg9MwlH
— うみ (@undermusicinc) July 28, 2020
話題になっているのは、16日に虚構新聞にて配信された記事です。
これはコロナの感染対策に国独自で信号モデルを定めるというもので、青から赤まで256段階に細分化し、危機感を過度に煽らないようにするといった政府の対応への風刺めいた内容となっています。もちろん虚構新聞ではフェイクニュースとしたうえで配信されています。
また虚構新聞に現実が追いついてしまった。
信号の色増やしたのは政府じゃなくて大阪府だけど。「まだ黄信号」 政府版信号モデル、赤まで中間256色配置 https://t.co/0DB1GTb9mV
— くろくろ (@kuronowablack) July 28, 2020
これが、先に触れた信号機モデルの黄信号2でほぼ現実になっていると話題になっているのです。他にも「今では現実の方が虚構新聞かと思うような報道が多い」といった意見も複数確認できます。
虚構新聞、以前にも現実になっていた
虚構新聞、フェイク記事の現実化で「お詫び」 経産省200億円政策を痛烈風刺 - https://t.co/5Q1elOa5q1 pic.twitter.com/nHCEi7F4e0
— J-CASTニュース (@jcast_news) April 7, 2017
また、虚構新聞の配信内容が現実のものになってしまったというケースは以前にもあったようです。2015年に配信した記事が、2年後に現実のものになってしまったと虚構新聞が2017年に謝罪し大きな話題となっていました。
それ以外にも虚構新聞が現実のものに、と度々話題になっています。もしかしたら嘘か現実化の見極めが難しい時代になってきているのかもしれません。
source:虚構新聞