先日、ついにイギリスがEUから離脱しまして、その際のEU間のやりとりもまた「煽りあいなのでは?」と話題になっておりましたが、その歴史的な出来事が風刺画として書かれたようです。社会科の教科書でも頻繁に出てきた風刺画ですが、どれも客観的かつピリッときいた風刺がその出来事を一つの絵だけで表していて面白いですよね。今回の風刺画もかなり風刺がきいているようです。
EU離脱の風刺画
EU離脱の風刺画
本当にそうだよね。 pic.twitter.com/6SbdQ5Ts4w— Clara Kreft (@808Towns) January 31, 2020
こちらがイギリスがEUを離脱した風刺画。英国国旗柄のTシャツを着た男性が握手していた自らの左手を切り落としてまで喜んでいる姿が描かれています。怖い。欧州旗柄のTシャツの男性はあっけにとられています。
どんな意味があるのか?
ネットでも様々な解釈がなされていました。
恐らくアイルランドと共にEUルール継続の北アイルランドの事ですね。
— かんつ (@kants06) February 1, 2020
残された左手はスコットランドを表しているのかな?という説。恐らく、EUのルールが継続される北アイルランドを表しているのでしょう、と解釈する方も。
腕切るほど離脱したかったというよりは、腕がなくなってどれくらい困るのかまだ気づいてないって言う滑稽さに焦点当てるべきと思う
— めーら (@pura_nariko) February 1, 2020
腕を切り落としてまで離脱したかったイギリス、そして腕がなくなったらそのあとかなり困ることになるでしょう、という風刺という説。たしかにこの解釈はかなりしっくりきますね。
その腕は北アイルランドでしょう。アイルランドがEU加盟国で有り続ける以上、ベルファスト合意は絶対に無視出来ません。
— ニダオ・第2期 (@segundonidao) February 2, 2020
EU事態もまったく経済的にも盤石ではないし、腕を切り落としてでも自由を喜ばしいと思えるとする説なども。
昔から、多くの風刺画が描かれてきましたが、歴史の教科書のように答えの出ているモノではなく、EUとイギリスの問題はこれからどう変化していくかがわからない出来事なので、今後に注目です。
画像掲載元:写真AC