結成から約16年、2025年初頭にエンディングを迎えることを発表したでんぱ組.inc。2013年発売の「W.W.D」で初のオリコントップ10入りを果たすと、その後は人気アイドルとしての地位を確固たるものにしました。そんな彼女たちですが、メンバーの入れ替えも進んでいき遂に……でんぱとしての活動に終止符を打つことに。でんぱ組 .incをスターダムに押し上げた立役者ともいえる「最上もが」さん、このことに言及していました。
最上もが、6人のでんぱ組が最大の青春
でんぱ組.incを「メジャーアイドル」に押し上げた立役者といってもいい最上もがさん。彼女が「でんぱを有名にするために!」と頑張っていたグラビア活動から推し始めた人も多いですよね。
ファンの中では「6人のでんぱ組」という事はよく言われるのですが、もがさんがいた時期って2012年から17年途中までって一切メンバーチェンジがありませんでした。逆に言えば、それだけ完成したアイドルグループだったということなのでしょう。もちろんあの時以外が悪いという意味ではありませんよ。
私はいまだに自分がいた頃の6人のでんぱ組が大好きで、それに代わる記憶なんてないし、最大の青春。本当はもっとがんばれたらと当時何度も後悔したけど、色々メンバーが入れ替わったとしてもエンディングを迎えたとしてもあの頃の日々は変わらないから、寂しくないよ。それぞれの道を応援してます! https://t.co/SsWb4SdIO6
— 最上もが (@mogatanpe) April 20, 2024
筆者は当時「でんでんぱっしょん」や「ちゅるりちゅるりら」といったいわゆる「沸き曲」が好きだったのですが、もがさんとねむさんが卒業してからは「オレンジリウム」のような王道アイドルソングを遡って聴くようになりました。振り幅の大きさも「でんぱ組.inc」の魅力なんですよね。
たくさんの曲の中で、特に好きなのは「あした地球がこなごなになっても」なんですよ。まさにエンディングに相応しい楽曲、聴くと涙が頬を伝うような空気に包まれる名曲。「でんぱ組.inc」をあまり知らない人にこそ聴いて欲しい曲です。いい意味でイメージが変わるかもしれません。
【でんぱ組.inc(でんぱぐみいんく)】
「でんぱ組」として2008年結成、2009年「でんぱ組.inc」に改名。AKB48後に出てきたアキバ系アイドルの元祖とも言われ、いわゆるBPM激早の電波ソングをアイデンティティとしている(近年はバラードも多い)長らく6人体制が続いていたのだが、アイコン「最上もが」の卒業後「鹿目凛」「根本凪」の2人が加入して7人体制に。「夢眠ねむ」「成瀬瑛美」の卒業後に5人加入、一時10人組となるも2024年1月14日からは7人で活動している。
いろんなメディアで「解散」と報じられていますが、公式に「解散」とは言っていないんですよね。意味的には同じだと思いますが、筆者としては彼女たちが使っている「エンディング」という言葉を大切にしていきたいと感じました。
source:でんぱ組.inc 公式サイト