11月20日に、令和4年度の賃貸不動産経営管理士試験が行われます。令和3年に国家資格化されたことで、今大注目の国家資格となっています。国家資格となったことで、令和3年度の試験は過去問とガラッと変わりました。このことから、過去問をやりこんでも意味がないかも?と思っている方もいるかもしれません。
賃貸不動産経営管理士、過去問やっても意味がない?
実際に、筆者も令和3年度の賃管試験を受験したことで、過去問とは全く違うと身をもって感じた一人です。ネット上では受験勉強として「過去問をやっても意味がないのではないか?」という声もちらほら見られます。
特に独学で勉強している人は、専門学校などに通って勉強している人よりも、試験に対する情報量が圧倒的に少なすぎます。そのことからも、どのように勉強すればいいのか勉強迷子になってしまっているという独学者の方もいるのではないでしょうか。
筆者もテキストと予想問題集を2冊購入しましたが、正直言ってこれだけでは不安。しかし、直前期に課金してどこかの専門学校に通うのはもったいない。
そんなジレンマを抱えていましたが、次に紹介するツイートを見たところ、試験対策にぴったり過ぎると思ったのでご紹介したいと思います。
独学者は国税庁のFAQ集絶対見とけ!
賃管試験まであと20日
いよいよ10月も最後ですね
様々なイラスト付きのテキストで勉強されていると思いますが見ておいた方が良い資料があります【賃貸住宅管理業法 FAQ集(令和4年6月15日時点版)】
検索すればPDF無料でダウンロードできますので見ておくと良いです。
出題の宝庫です— 水野 健(LEC、水野塾宅建賃管講師) (@takkenken2000) October 31, 2022
資格取得支援予備校のLECで講師をしている水野健先生が、「様々なイラスト付きのテキストで勉強されていると思いますが見ておいた方が良い資料があります」と紹介してくれたのが、国土交通省のHPに記載されている『賃貸住宅管理業法 FAQ集(令和4年6月15日時点版)』です。
LECの先生が紹介するものだから間違いないはず、ちょっと見てみようと思い早速ダウンロード。
じっくり読んでみたところ……。
これスゴイ!ここから問題が何個か出題されてもおかしくないくらいの内容が記載されているのです。
手持ちのテキストだけでは網羅されていない、詳細な部分までしっかり記載。令和3年度の合格点が40点とかなりの高得点だったことを鑑みると、今年の試験は去年よりも難しくなり、詳細な部分まで問われる可能性は十分あります。
手持ちのテキストと過去問だけでは、試験対策に不安があるという方は、『賃貸住宅管理業法 FAQ集(令和4年6月15日時点版)』を試験対策に組み入れてみてはいかがでしょうか。
無料だし、絶対に見ておいて損はない資料です!
今年は簿記も試験内容に含まれるし、去年以上に難問になる予感しかありません。受験生の皆さん、頑張りましょう。
source:賃貸住宅管理業法 FAQ集(令和4年6月15日時点版)