あなたは、コンサートイベントに参加して人から迷惑行為をされて不快に感じた経験がありませんか?有名なアーティストやアイドルのイベントでは熱狂的なファンがいます。その反面、身体がぶつかって嫌な思いをする、不快なわめき声を上げられてせっかくの歌が聴こえない。残念な気持ちになるでしょう。先日行われたとあるアニメのイベントの運営を担当した責任者が発したツイートが、ファンの大きな賛同を呼んでいます。
イエッタイガー撲滅へ
お知らせ。家虎根絶する方向で動きます。今後、明らかにライブの妨害に当たるものは退出に留まらず、ブラックリスト化。場合によっては損害賠償請求など法的手段の検討もさせて頂きます。ご理解よろしくお願いします。
— 木谷高明 (@kidanit) February 1, 2020
2020年2月1日に東京・武蔵野の森スポーツプラザで開催されたTVアニメ『Bang Dream!』のイベント「Rausch」。作中に登場するアーティストバンド「Roselia」のキャラクターを演じる声優が実際にアーティストとして歌い演奏するイベントです。毎回イベントはチケット抽選で競争となり人気を博しています。しかし、その一方で一部のファンによる、「イエッタイガー」と呼ばれる奇声を上げたコールレスポンスが問題となっています。
参照:
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC
「イエッタイガー」を含む迷惑行為は、公式サイト上でも禁止とされ、公演中に会場の係員の指示に従わない場合は退場処分となるケースがあります。
・サイリウムについては、改造や長物は禁止とさせていただきます。常識の範囲内でのご使用をお願いします。
・周りのお客様のご迷惑となるような大声・奇声、公演の妨げとなる大きな音を鳴らす等の行為、両手を左右に激しく振る、腕を振り回す、上半身を反らすなどの過激な応援行為、過度なジャンプ行為も禁止させていただきます。
・上記のほか、会場内では係員の指示に従っていただけますようお願いいたします。係員の指示に従わず自ら混乱を招き怪我など生じた場合、主催者・会館及び出演者は、一切の責任を負いません。
・係員の指示に従っていただけない場合は退場処分とさせていただくこともございます。その際のチケット代金の払い戻しは一切いたしかねます。
引用:https://bang-dream.com/events/roselia_rausch
イベントを主催したブシロードミュージックの代表取締役社長である木谷高明さんは、今回のイベント終了後の本人アカウントによるツイートで「家虎根絶」を掲げました。今後イベント中のヲタ芸など、迷惑行為をした参加者に対してはブラックリストに加えると意思表示したのです。
ヲタ芸撲滅ファンの反応は
ありがとうございます。社長自らがそう宣言されるのはとても心強いです。今回も今までも、家虎や過度なブレードのせいで嫌な気持ちになった、興醒めした、もうライブはいかない、と言ってる人を複数見掛け悲しい思いでいっぱいでした。どうかよろしくお願いします。
— じゃっく@絵垢 (@jacknoeaka) February 1, 2020
木谷高明さんの意思表示に対する反応は賛同の声で沸いています。社長自らのコメントで、イエッタイガーや過度なヲタ芸による迷惑行為で困っていたファンによる「心強い」「友だちからイベントに行きたくないと言われ、悲しい気持ちになっていたから頑張ってほしい」と励ましのツイートが寄せられているのです。
取り締まりをどこまで強化できるか
ルールの厳罰化は構いませんが、言ったからには運営側で取り締まれるよう人員と監視体制の強化もお願いします
取り締まりが甘いと、抵触した、していないでファンが自警団になってしまいます
ファン同士が自分の物差しで参加者を追い出そうとして暴力事件に発展したケースがここ最近後を絶ちません— ほえぃる (@whale_andrus) February 1, 2020
一方で、反応の中にはイベントの運営者が本当にヲタ芸などの迷惑行為を取り締まれるのか不安の声が上がっています。取り締まりが甘ければ、ファンの間で揉めて暴力事件に発展する恐れがあると危機感を訴えています。どのように、運営側が対応していくのか注目していきましょう。
ところで、声優といえば、蒼井翔太さんの写真集の評判がいいと話題になっています。蒼井翔太さんは木谷高明さんがプロデューサーを務めているアニメ『戦姫絶唱シンフォギア』にも出演しています。男性とは思えない美しさです。
画像掲載元:Illust-AC