昨今の猛暑により懸念されているのが2020年東京オリンピックです。日本人ならまだしも海外の猛暑に慣れていない方々が果たして正常に競技ができるレベルなのでしょうか。そもそも日本でも多くの方が熱中症で倒れてしまうという事態を招いております。そしてこの事態を重く見た東京都は、上空にドームを建設しクーラーを整備するという計画があるというニュースが話題となっております。ーどのようなニュースなのか。
【更新情報】東京23区、全面ドーム化へ エアコン完備「全天候型都市」目指す https://t.co/Q2iUnAYPuY pic.twitter.com/qtB5L6G7oq
— 虚構新聞速報/編集部便り (@kyoko_np) 2018年7月18日
このニュースの内容としては、東京23区全体をドーム化しクーラーを入れるというものです、ドーム内部には巨大エアコン50万台を設置しドーム外に排熱することで、内部の温度・湿度を適切に管理するとのことです。もしこれが実現すれば、東京オリンピックの比ではないほど巨額の費用が発生し、維持費もとんでもないことになりそうですが、もちろんこれは「虚構新聞」のフェイクニュースです。
ところが、このニュースが本当であるかのように拡散してしまい、本気でツッコミを入れる方や「東京都は何を考えているんだ」「その資金を復興に使ったほうがいい」「本当に間に合うのか」と怒りを爆発させる方も。
とはいえ多くの方が、ネタであるということに気づき「むしろ実現させるべき」と、フェイクニュースとはいえ、意見を前向きに検討すべきという声も。
ー何故拡散するのか
1次ソースとしては虚構新聞ですが、それを引用しリツイートなどをした場合、虚構新聞であるとは分かりづらい、さらにいつも信頼している知り合いからのソースであれば、なお信じやすい。というより、疑う余地がない。
このようなフェイクニュースは、確認する以前の話でSNSで拡散してしまいがちです。
是非とも気をつけたいものです。
(秒刊サンデー:たまちゃん)