
ハッカーと言えば、普段絶対入ることの許されない、強靭なセキュリティーのかかったデータセンターやサーバーなどに巧みにアクセスし、情報を抜き取ったり、書き換えたりする集団のことではありますが、時にはただ単純に情報をぬきとるだけでなく、残しておくということもしばしば行われます。そんな問題がイランで起きております。
ー謎の星条旗
بررسیهای اولیه حاکی از آن است که در تنظیمات مسیریابهای مورد حمله قرار گرفته، با حک پرچم ایالت متحده، اعتراضی درباره انتخابات آمریکا صورت گرفته است. دامنه حملات فراتر از ایران است. منشا حملات در دست بررسی است pic.twitter.com/L8erHB52j1
— MJ Azari Jahromi (@azarijahromi) 2018年4月6日
こちらはイランのエンジニアが公開した謎の星条旗です。イランのデータセンターのサーバー20台が一斉にこのように感染してしまい、スクリーンがこのような状態になってしまったということです。メッセージではアメリカの旗とともに「選挙を妨げないでください」という意味合いの文章が書かれていたということです。
それにしてもテキストだけでこの星条旗を完成させるなんて、日本のアスキーアート文化のようで芸術的すぎます。
ールーターの脆弱性をついたらしい
声明文によりますと、今回の攻撃は世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社Cisco(シスコ)のルーターの脆弱性をついたということです。メーカー側はこの問題に対しコメントはしていないということです。
ー誰の犯行なのか
現時点で誰の犯行なのかは明らかになっておりませんが、データーの損失などはないとのことです。データー損失もなく、メッセージだけを残した犯人、日本でもたまにホームページが書き換えられたりしておりますが、記憶に新しいちょうど一年前に流行った
身代金を要求してくるランサムウェアよりは
全然マシなのかもしれませんね。
掲載元
http://www.dailymail.co.uk/news/article-5589441/Iran-hit-global-cyber-attack-left-U-S-flag-screens.html
(秒刊サンデー:たまちゃん)