もはやこれは国際問題に発展しつつあるのかもしれません。昨年末に放送されておりました、日本テレビの人気番組「ガキの使いあらへんで」の絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時！で特殊なメイクを行なった浜田雅功さん。彼は黒塗りの黒人という設定で登場しお茶の間を沸かせましたが、これが物議をかもしているのです。
ー発端となった問題のツイート内容
日本は好きだ。13年住んだし、日本に良いことが起きるように祈ってる。2020年オリンピックで黒人アスリートのためにブラックフェイスのドゥーワップをやらかすんじゃないかって真剣に不安だ。いますぐやめろお願いします #StopBlackfaceJapan#日本でブラックフエイス止めてpic.twitter.com/MKug38kP4f
—Baye McNeil (@Locohama) 2017年12月31日
発端となったツイートはBaye McNeil (@Locohama)さんによるもので、黒塗りをすることに不快感を示しているという内容のツイートです。これに対し多くの方が反応し、その多くが「理解できない」というものでした。理由として「差別をしているわけではない」というものです。差別をしているわけではないが、差別と感じるかどうかはそれぞれなので、なんとも言えないわけですが、この問題は「いじめ問題」と同じく、解決の糸口がないまま今後も続くのかもしれません。
そんな中、あの外国人タレントが口を開きました。
ー黒人差別にならないフィフィ
黒く塗ると差別だと騒ぐ人達はネガティブなイメージを持ってるのかな？日焼けして黒人並みにするほど黒い肌に憧れている人もいるし、黒人ファッションも真似てる人もいる。意図によっては批判されるだろうけど、黒人に扮しただけで差別って？そう指摘する人達こそ、優劣を付けて人種を見てる気がする。 https://t.co/QGtnKapKQw
—フィフィ (@FIFI_Egypt) 2018年1月3日
黒人に扮するだけで差別と感じると言うこと自体が優劣を付けていると反論。それが良いか悪いかは別として、そのような議論がネットで巻き起こり、更に加速しつつあります。
そしてさらに
ー海外メディアに取り沙汰される
海外大手メディア「BBC」にも取り沙汰されております。
BBCの内容としては今回の問題の事の発端・経緯を記載するにとどまっておりますが、日本では過去にも同じようにブロンズのかつらと、長い鼻をつける行為が外国人差別議論になったと記載しております。
BBC
http://www.bbc.com/news/world-asia-42561815
ニューヨーク・タイムズ
https://mobile.nytimes.com/2018/01/04/world/asia/japan-comedian-blackface.html
ブロンズのカツラと長い鼻？
はたしてこの問題は収束するのでしょうか、そしてテレビ局側の対応はいかなるものになるのでしょうか。
（秒刊サンデー：たまちゃん）
