あまり知られていないのかもしれませんが、使い捨てカイロに書かれている注意書きは「関西弁」というにわかに信じがたい説がが話題となっております。そんなことがあるのだろうか?と思い、実際に調べた所、確かに関西弁の・ようなものが発見されました。ただしこれには色々な事情があるので、一概にもそうだとも言えないのです。
ーメーカーが大阪?
さてよく耳にするカイロとしてメジャーなものは「興和」のホッカイロですが、興和が大阪にあるということはないでしょうか。そこで調べてみた所本社は「愛知県名古屋市」ということです。
もう一つ有名な「ホカロン」は株式会社ロッテで本社は東京です。つまり大阪には所在がないので、大阪とはあまり関係が無さそうです。
では、何故大阪弁と言われるのでしょうか。
実は、単語が大阪弁だといわれているのです。
ー低温やけどぉ
貼るホッカイロで低温やけど#花守ゆみりのAこえ #花守サンタ
— ロブスター (@Lobster493) 2017年12月21日
「低温やけどぉ」確かにカイロにはよく「低温やけどぉ」と記載がされております。関西弁では「せやけど」は逆接として使い、標準語に直すと「低温だけど・・・」とへりくだっているように感じます。
しかし実はその単語、関西弁ではなく標準語だというのです。
ー関西弁じゃない
しかし、これ実は大阪弁ではなく「火傷」をひらがなにして「やけど」にしたところ、勘違いが発生してしまっているということです。
おきゅら「カイロの袋に書かれている【低温やけど注意】は関西弁だと思っていた」
— チームKAOS MK=Ⅱコピペbot (@kaos_MK2) 2017年12月21日
「低温やけどー。」と何処のカイロにも書かれておりますが、そういう意味ではなく「低温の火傷」に注意してくださいというなんとも心温まるメーカーの配慮ということです。
つまり、わざわざへりくだって「低温である」と言っているわけではなく、やけどをするので注意をしてくださいねという注意書きというわけです。