ニワトリといえば「白」もしくは「茶色」というのが一般的ですよね。生きているときはペットとして非常に可愛らしいのですがお肉になってしまうと、まあ美味しいわけで、その落差が人間の深層心理を垣間見るようで悲しいわけです。さてこちらのニワトリはなんと白でも茶色でもなく、漆黒の黒です。
ーその名もアヤム・セマニ
このニワトリ、体の毛はもちろん顔、トサカ、足に至るまで全てが黒。突然変異で産まれたものを繁殖させたもののようですが、あまりに黒すぎて不気味過ぎる。カラスじゃないよな？と疑いたくもなるほどですが、コイツの名前は「アヤム・セマニ」。１２世紀にジャワ民族によって伝承され力と冨をもたらす「珍味」とされてきたようです。
ー口の中も真っ黒
さて中はどうなっているのかといいますと・・・何と口の中も真っ黒なのです。
口の中だけでなく、血以外はすべて内蔵含め真っ黒とのことです。
ーひよこも真っ黒
黄色で可愛いひよこも、黒。うーむ、なんだか強そうなひよこですね。
ー肉も黒
ちなみに、血液は諸説ありますが黒ではないそうです。また味の方もまだ謎ということで食べたことがある方は是非報告して欲しいですね。ちなみに食べると不思議な事に魔術的な力が備わるとかいう噂があります。
ーどういう経緯で黒くなったのか。
現在のところ何故黒くなったのかはわかっておりませんが「メラニズム」などの突然変異によるものでは無いかと言われております。逆に白くなる突然変異は「アルビノ」などと呼ばれ、人間でも確認されておりますね。
ーおいくらするの？
で、このニワトリさぞかしお高いんでしょう？と思うのかもしれませんが、いわずもがな「高い」です。なんと一匹26～27万円ほどするということですので、ニワトリ界のランボルギーニと言われているほどでもあります。だからこそ地元の方は飼育したいわけです。
動画はこちら。
掲載元
http://www.boredpanda.com/goth-black-chicken-ayam-cemani/
（秒刊サンデー：たまちゃん）
