はじめに


小樽運河は北海道の小樽市にある運河です。
運河沿いは、歴史的な街並みが残っており北海道有数の観光地となっています。
ガス灯に照らされた夜の運河を見に、小樽を訪れてみませんか?

北海道にある新・観光スポット「小樽運河」とは


小樽運河は、大正12年に建設された運河です。当時小樽は港町として北海道の海運を支えて繁栄しており、小樽港で荷揚げした荷物を直接倉庫に運ぶために建設されました。
日本国内唯一の、海岸の沖合埋めたて方式で作られています。

1986年に運河の一部を埋め立てて約半分の幅にし、散策路を整備しました。それから運河は小樽市の観光資源となり、小樽は一躍北海道有数の観光地に躍り出ました。

小樽運河周辺にはかつての繁栄を誇った町並みが残っており、ノスタルジックな風景を楽しむことができます。運河沿いにはガス灯が整備されており、石造りの倉庫など当時の姿のままの街並みが魅力的です。

小樽運河クルーズは昼間と夜で違う顔を見られるのがポイント


小樽運河で比較的新しい試みの「小樽運河クルーズ」。約40分間、運河を周遊することができます。運河から眺める小樽の歴史ある町並みは、また違って見え、かつての小樽の姿に思いをはせることができます。

昼間のデイクルーズでは、歴史的な建物をハッキリとみることができ、絶景スポットを鑑賞することができます。またナイトクルーズもあり、ガス灯に照らされた運河を航行しながら、ロマンチックな雰囲気に浸ることができます。

チケット売り場、乗船場所は、小樽運河の中央橋です。

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小樽運河がキャンドルで彩られる「小樽雪あかりの路」


「小樽雪あかりの路」は1999年より開催されている、小樽の冬のイベントです。

歴史的な町並みの中に無数のキャンドルが並べられます。ろうそくのあかりと雪に彩られた、幻想的で美しい光景をみることができ、毎年50万人ほどの人出となります。小樽運河には、浮き球キャンドルが浮かべられます。

市民のボランティアで運営されており、手作り感のあるあたたかみのあるイベントです。毎年「さっぽろ雪まつり」と同時期に開催されているので、両方訪れることをおすすめします。

@amemandaが投稿した写真 -

小樽運河へのアクセス方法


〇鉄道で
・新千歳空港→小樽駅 約1時間12分
・札幌→小樽駅:約32分
※区間快速いしかりライナー、快速エアポート、快速ニセコライナーなど利用
運河まで「小樽駅」より徒歩で約10分

〇高速バス
中央バス(高速おたる号)
札幌駅前ターミナル発→小樽駅前着(約1時間)

〇車で
札幌自動車道「小樽IC」より道道臨港線経由で約3分

〇フェリーで
新日本海フェリー
舞鶴港から小樽港へ 毎日00:45発 翌日20:45着(就航船:はまなす、あかしあ)
新潟港から小樽港へ 月曜以外毎日10:30発 翌日4:30着(就航船:らいらっく ゆうかり)
小樽港から小樽運河まで、車で約6分、徒歩約30分

おわりに


いかがでしたか?
小樽運河は、ぜひ訪れてみたい見どころの多い場所です。
「小樽雪あかりの路」もとっても素敵です。
機会をつくって訪れてみてはいかがでしょうか?
情報提供元: 旅色プラス