はじめに


夏は山に行くか、川に行くかで悩む方も多いですよね。
今回は「日本最後の清流」として有名な、高知県にある四万十川(しまんとがわ)についてご紹介します。
清涼感たっぷりのスポットなので、次のお出かけ先に選んでみてはいかがですか?

高知県「四万十川」の見どころ▶︎日本最後の清流


四万十川は、高知県にある川です。
渡川水系の本川でもありますよ。

全長2,270kmという、四国の中で一番長く、流域面積は吉野川についで2番目に広いんです。

実は、本流のどこにもダムが建設されていないことから、「日本最後の清流」としても有名なんですよ♪

静岡県の柿田川と、岐阜県の長良川、そしてこの四万十川は、合わせて『日本三大清流』とも呼ばれています。
ほかにも、名水百選や、日本の秘境100選などにも選ばれており、その美しさの裏付けともいえるでしょう!

高知県「四万十川」の見どころ▶︎四万十川の概要


四万十川は、高知県高岡郡津野町にある不入山(いらずやま)に源流があります。

その後、高知県を逆S時を描くように蛇行しており、多くの支流が合流。最後は太平洋に流れ着きます。

ちなみに四万十川は、河口付近では「渡川」と呼ばれるため、四万十川の水系は「渡川水系」といいます。

高知県「四万十川」の見どころ▶︎海洋堂かっぱ館


四万十川には、具体的な河童の伝説はないものの、複数の目撃情報が報告されている場所でもあります。

そして、それを具体化するように、高知県の四万十町には「海洋堂かっぱ館」というカッパ専門のミュージアムが設立されました。
「四万十川カッパ造形大賞」に選ばれた、1,300点あまりのカッパのオブジェが展示されていますよ。

いたるところにカッパが立っているので、圧巻!
不思議なカッパワールドに、ぜひ浸ってみてくださいね。

◆海洋堂かっぱ館
住所:高知県高岡郡四万十町打井川685番地
電話番号:0880-29-3678
営業時間:
3/1~10/31→10:00~18:00(最終入館17:30)
11/1~2/28→10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)
※7月4週~8月末までの期間は無休/年末年始

海洋堂かっぱ館



高知県「四万十川」の見どころ▶︎おすすめの撮影スポット


四万十川の雄大な自然を、写真におさめてみませんか?

おすすめは、茅吹手(かやぶくて)の「沈下橋」と一緒に写した、四万十川の景色です。
国道沿いにあるスポットで、山間部を流れる四万十川と、ノスタルジックな沈下橋の写真が撮れますよ。

まさに、「ザ・日本の風景」といった雰囲気。どこか懐かしくもある眺めが広がります。
ぜひ、旅の思い出に撮影してみてくださいね。

高知県「四万十川」の見どころ▶︎おすすめの季節


四万十川へ訪れるなら、なんといっても「夏」がおすすめ!
涼しい風を感じながら、夏のさわやかな自然を満喫することができますよ。

この時期の四万十川は、清流しまんと号・四万十トロッコ号などの、観光用の船やトロッコが運行しているので、ぜひ利用してみてくださいね。

高知県「四万十川」の見どころ▶︎おすすめのアクティビティ


四万十川では、屋形船での川下りもぜひ体験してみてください♪

景色をゆっくりと楽しめる遊覧もいいですし、屋形船の中で食事を堪能するのも素敵ですね。

また、四万十川の遊覧と川遊びを同時に味わえる、贅沢なコースもあります。
ぜひ旅程や自分にあったプランで、自然を満喫してください♡

◆屋形船 四万十の碧
住所:高知県四万十市三里1446
電話番号:0880-38-2000(高知県四万十市三里乗船場直通)
営業時間:8:30~16:30
定休日:年中無休

屋形船 四万十の碧



高知県「四万十川」へのアクセス方法


それでは、四万十川へのアクセス方法をご紹介します。

今回は、四万十川の舟下りもできる、「屋形船 四万十の碧」への道のりをお伝えします。

「屋形船 四万十」の碧の乗船場である高知県四万十市三里乗船場までは、自家用車もしくはレンタカーでのアクセスがおすすめです。

JR中村駅より5丁目まで進み、斜め左に曲がり、国道441号線に入ります。佐田まで進んで、県道340号線に入ったら、道なりに走行してください。所要時間は19分程度です。

分かりにくい場合は、「屋形船 四万十」へ連絡すると、場所によっては迎えに来てくれることもあるそうです。
迷う前に問い合わせをするといいかもしれませんね。

おわりに


夏のレジャーとして、川遊びやバーベキューは外せません。
最近では、カヌーなどの船遊びや、多彩なアクティビティが楽しめるようになりました。
高知県の「四万十川」で子どもの頃の自分に戻って、思いっきり川遊びを楽しんでみませんか?




情報提供元: 旅色プラス