はじめに

清朝時代にまで遡る文化遺産が残る萬華区にそびえ建つ「凱達大飯店(シーザーメトロ台北)」は、その圧倒的な存在感で、旧市街に新たな活力を吹き込んでいます。台湾鐵路の萬華駅直結、MRT龍山寺駅にもほど近い立地、古き良き街並みや古蹟に囲まれた環境、有名ホテルチェーン「凱撒飯店(シーザーパーク)」の系列ならではの行き届いたサービスで、多くの旅人に選ばれています。

外観も内観も迫力満点。タワーホテルならではの眺望が魅力。

台湾鐵路の台北駅からひと駅。萬華駅の上に建つツインタワーの一棟が「凱達大飯店(シーザーメトロ台北)」です。萬華のランドマークとして君臨する建物は、その内側の迫力も満点。ロビーに足を踏み入れたなら、天井までの高さが7mというスケール感ある空間デザインに驚くことでしょう。次に目を引くのは、海洋の豊かな生態と雄大な観音山を描いた壁面の絵画。反対側の壁には、台湾の固有種である青い鳥・ヤマムスメと美しい花々。台湾の美しい自然の描写に、これから始まる旅への期待感が高まります。

客室数の多さは台湾No.2! 珍しいトリプルルームも用意。

客室は、眺望の良い8階から30階の高層階にあり、全745室。台湾で2番目の客室数を誇ります。室内デザインは3つのテーマがあり、8〜16階は古木風のフローリングとスチールを融合させた“ライトインダストリアル”。17〜25階はビビッドな赤色とシャンデリアを効かせた“ラグジュアリー”。26〜30階はモダンな禅テイストが特徴の“エレガント”、という構成。リピートする際には、ぜひ別の階層を指定して、全く違う印象の部屋での滞在を楽しんでください。
多様な客室タイプが用意されているなか、特筆すべきはトリプルルームがあること。仲良し3人組での旅が、エキストラベッドのせいで気まずくなる心配は無用です。 また、すべての客室の窓は、眺望に配慮した大型タイプ。眼下に広がるのはゆったりと時が流れる萬華の古い街並み。異国情緒あふれる貴重なひとときを過ごせることでしょう。

トレンドを加味した家庭料理の数々。敏腕シェフによる各式中華に舌鼓。

館内レストランも見逃せません。上海&広東料理と香港式飲茶のレストラン「家宴中餐廳」は、精巧な古典がデザインコンセプトで、花と雲をかたどったアンティーク調の窓が印象的。8つの独立したVIP個室には、萬華区の区花である白牡丹に着想を得て、それぞれ花の名前がつけられています。さまざまなニーズに応じた個室の存在は、パーティの大小を問わず、満足度の高いサービスの提供を可能にしています。厨房を仕切っているのは、数多の受賞歴を誇る戴于益シェフ。江蘇料理と浙江料理の奥深い基本をトレンディに昇華させ、人々を驚かせるような新しい家庭料理を打ち出しています。手の込んだ中華式家庭料理のほか、本物の素材にこだわった広東料理も必食です。

開放感あふれるビュッフェは、華やかなスイーツが好評。

もうひとつの注目はビュッフェレストラン「百宴自助餐」。大きな掃き出し窓から降り注ぐ自然光のもと、異国料理の数々がいただけます。料理コーナーからテーブルまでの動線を考えた、ゆったりした空間設計なのも高得点。台湾式牛肉スープ、蒸し魚、手作りピザなど作り立てをサーブする看板メニューも豊富です。ガラスケースには、誰もがときめかずにはいられない繊細で美しいスイーツがズラリ。あれもこれもと欲張ってしまいそう。

24時まで営業の館内バー。スターバックスのコーヒーもオーダー可能に。

都会的でスタイリッシュなバー「98酒吧」は、クラッシックな銘酒をはじめ、各種カクテル、高級感ある料理を提供。2022年からは「スターバックス・コーヒー・サービス」を導入、スペシャリティーコーヒーの心地よい時間が楽しめるようになっています。ホテルに戻った夜はもちろん、日中の隙間時間にも気軽に立ち寄りたくなるスペースです。

人気映画のロケ地も! ホテル周辺は、オールド台北に出合えるエリア。

ホテル周辺には見どころが多数。市の史跡指定を受けた1935年建造の市場をリノベーションし、アート、食、文化の発信地となった「新富町文化市場 U-mkt」、ローカル色満点の昔ながらの市場「東三水街市場」、大ヒット映画『艋舺』(邦題:モンガに散る)のロケ地のひとつで、清朝時代のレンガ造りの街並みが残る「剝皮寮歷史街区」、ミシュランガイドでビブグルマンに選ばれた24時間営業の牛肉麺店「建宏牛肉麺」、そして、縁結びの神様・月下老人が祀られている龍山寺。街を散策しながら、台北の原宿といわれる西門町に足を伸ばすことも。ホテル「凱達大飯店」を拠点に、ディープな台北探索を楽しんでください。

◆凱達大飯店(シーザーメトロ台北)
住所:台灣台北市萬華區艋舺大道167號
電話番号:+886-2-2306-6777
情報提供元: 旅色プラス