はじめに


海外でも人気を集め、子どもから大人まで夢中になってしまうジブリの美術館、「三鷹の森ジブリ美術館」が、2016年の夏にリニューアルオープンしました。それを記念して開催されているイベント「猫バスにのってジブリの森へ」は終了間近です!
まだ来館していない方は急いでチェックを!

三鷹の森ジブリ美術館イベント「猫バスにのってジブリの森へ」とは①リニューアルオープン企画


「三鷹の森ジブリ美術館」は、2001年にオープンして以来、たくさんの人に愛されてきました。そして去年のリニューアルまで、企画展示室では1年に1回展示を入れ替えて、全部で14本の企画展示がされてきたんです。

アニメーションに関する作り手の思いをテーマにした、「千と千尋の神隠し展」「崖の上のポニョ展」「猫バスから見た風景展」などの展示、映画の「発想のタネ」をテーマにした「3びきのクマ展」「クルミ割り人形とねずみの王様展」などを通じて、アニメーションの新たな見方を提示してきました。そして、リニューアルオープンして最初のイベントが、この「猫バスにのってジブリの森へ」です。今回は、以前にも増してジブリの思いがより一層伝わってくる企画展となっています。

三鷹の森ジブリ美術館イベント「猫バスにのってジブリの森へ」とは②大人も乗れる猫バス


「猫バスに乗ってジブリの森へ」は、今までの企画展をコラージュのように合わせた企画展です。なんといっても目玉は、このイベント名にもなっている「猫バス」。2011年の「猫バスから見た風景展」で大人気だった、大人も乗れる「猫バス」が再展示されています。子どもの頃しか見ることも乗ることもできない猫バスですが、ここの猫バスは大人の私たちも乗って楽しむことが可能。映画の中のワンシーンのように、猫バスは座るとふかふかで、まるで本当にサツキやメイになったかのような気分が味わえますよ。

三鷹の森ジブリ美術館イベント「猫バスにのってジブリの森へ」とは③過去の企画展のハイライト


「三鷹の森ジブリ美術館」では、今までに14本の企画展示が行われてきました。これはジブリの映画ファンやアニメーションに興味のある人、どんな風に物語が作られていくのかに興味がある人にとってはとても有意義なものばかり。ですが、もちろん興味があったけど見に行けなかった人もいますよね。これはそんな人にこそ、ぜひ訪れて欲しい企画展です!

大きな目玉の猫バスが向かっているように置いてあるのが、異世界「ハウルの動く城」の荒野と巨大模型です。そして「3びきのくま」展からは、巨大なクマが出展されていて、主人公の少女の驚きを共有できるようになっています。他にも鳥型飛行機の「アルシオーネ」と解説などが展示されていて、今までの企画展のおさらいもできるようになっていますよ。

三鷹の森ジブリ美術館イベント「猫バスにのってジブリの森へ」とは④リニューアル後の違い


一番目立つのは美術館の外壁で、宮崎監督たっての希望で赤、青、黄色を蘇らせるために漆喰を塗り直してあります。また、館内の青色、瓦なども塗り直したため、鮮やかな世界が蘇っています。色々なところに小さくキャラクターが隠れているのも特徴。ぜひ館内をじっくりと観察してみてくださいね!

◆猫バスに乗ってジブリの森へ
会場:東京都三鷹市下連雀1-1-83(三鷹の森ジブリ美術館)
会期:~2017年5月14日(日)
入場料:大人・大学生 1,000円、 高校・中学生 700円、小学生 400円、幼児(4歳以上) 100円※日時指定の予約制
営業時間:10:00~18:00
休館日:火曜日

猫バスに乗ってジブリの森へ



おわりに


「猫バスに乗ってジブリの森へ」展は、今までの企画展示を振り返って、より一層ジブリの世界に浸れる企画展です。会期も残りわずかなので、ぜひ見逃さないようにしてくださいね。



情報提供元: 旅色プラス