はじめに


これまで12年間、「電子雑誌」として旅の情報をお届けしてきた「旅色」が、5月17日に初の“紙の本”を刊行しました。今回は、5月29日に行った創刊イベントの様子をレポートします。写真家の浅田政志さん等が登壇したイベントは、大いに盛り上がりました!

会場は「旅色」にぴったりのコンセプトショップ


イベントの会場となったのは、「H.I.S. 旅と本と珈琲と Omotesando(表参道)」。H.I.S.と猿田彦珈琲がコラボしたコンセプトショップです。「旅にでる理由」をテーマに選ばれた1,500冊以上の本を、コーヒーを飲みながら楽しむことができます。旅好きにはたまらない空間ですね。

最初のプログラムは、旅色の動画鑑賞。書籍の表紙を飾った菜々緒さんが宮古島を旅する動画をはじめ、旅色出演女優の動画を上映しました。楽しそうに旅する女優さんを見て旅に出たくなった、という人も多いかもしれません。


豪華試食付き! 編集部おすすめのお取り寄せ商品紹介


次は、家にいながら旅気分を味わえる、編集部おすすめのお取り寄せ商品の紹介。参加者には実際に試食をしてもらいながら、商品を熟知する編集部員がおすすめポイントを語ります。配られた商品は下の写真の通り、とっても豪華! 参加者も「うわぁ~!」と驚きの様子。食べきれない分は、お土産として持って帰ってもらいました。
写真右から、京都の老舗「豆政本店」の「クリーム五色豆」(写真①)。白い箱の中にも試食用を用意しました。かつて大正天皇・昭和天皇にも献上されていた伝統のお菓子を洋風アレンジしたもので、色ごとに違う味を楽しめます。

その下にあるのが、広島にある「楓乃樹」の「メープルもみじフィナンシェ」(写真②)です。メープルの香ばしい香りに、外はさくっ、中はしっとりの食感がたまりません!

「メープルもみじフィナンシェ」の左上にある緑色のパッケージが、京都の緑茶カフェ「GREEN CAFE STYLE 茶乃逢(さのあ)」の、人気商品「抹茶ラングドシャ ことの葉音(はおと)」(写真③)。京都府産宇治抹茶を使ったラングドシャと上品な甘さのホワイトチョコレートがマッチした、抹茶の旨味を堪能できる逸品です。

その下にあるのが、岡山県の老舗「京御門(きょうごもん)」の看板商品「桐襲(きりかさね)」(写真④)です。柚子の香りが爽やかな白あんを、しっとりした皮で包んだお菓子。なんと、熟練の職人が一つひとつ手焼きで作っているそうです!

写真の一番左が、大阪の珈琲店「丸福珈琲店」の「こだわりの珈琲店の名物プリン」(写真⑤)。コーヒーと一緒に食べることを前提に作られた、生クリームたっぷりの、素朴な味わいのプリンです。
白い箱の中身は、下にあるのが稚内の「丸ヱ寺江食品」より、「とうふロマージュ」(写真⑥)です。お豆腐と北海道産のクリームチーズを使ったレアチーズケーキで、解凍状態によって好みの食感を楽しめます。さらに、美味しいだけでなく、低カロリーなところもうれしい逸品です。

その右上は、徳島の老舗「栗尾商店」の「鳴門炙り金時」(右)と「鳴門金時 角」(左)(写真⑦)。「鳴門炙り金時」は、サツマイモを秘伝の蜜床に漬け込んでから乾燥させ、さらに直火で炙った商品で、温めても美味しくいただけます。「鳴門金時 角」は、東京駅構内で販売している商品で、蒸したサツマイモを蜜床に漬け込んで乾燥させ、一口サイズにカットしたものです。軽い歯ごたえと和三盆のまろやかな風味がとっても美味。
お客さんたちは実際に味わいながらもしっかりと編集部員の説明に耳を傾けてくれました。このコーナーを楽しみに来てくれた方も多かったようですよ。

旅色コンシェルジュがおすすめする旅プランをご紹介


おいしいお菓子を食べた後は、再び旅に出たくなる内容のプログラム。「旅色」では、旅のプロが旅行の目的や行き先に合わせて無料でプランニングする「旅色コンシェルジュ」というサービスを行っています。今回のイベントでは、書籍に掲載したプランの一部を、実際にプランニングしたコンシェルジュがご紹介しました。紹介したプランは、山梨県・清里での自然の中でリラックスできる旅。滝でマイナスイオンを浴びたり、有機ジャージー牛乳のソフトクリームを食べたりと、これからの季節にぴったり。気軽に行ける避暑地なので、ぜひ足を運んでみてみてほしいプランです。詳細が気になった方は、旅色書籍をチェックしてみてくださいね!

写真家・浅田政志さん×旅色編集長が夢のトークセッション


いよいよメインイベント、写真家・浅田政志さんと旅色編集長・播磨雄介によるトークセッション! 浅田さんは、写真集「浅田家」で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。さらにをそれを原案にした映画が、嵐の二宮和也主演で公開決定しています。そんな浅田さんが、電子雑誌「飲み旅本。」vol.4で、表紙・巻頭特集を飾った野波麻帆さんを撮影してくれました。このときの記事の一部が書籍にも掲載しています。また、「飲み旅本。」の撮影が縁で、月刊旅色6月号から、「宿に泊まることを目的とした旅」をテーマとした新連載をスタートしました。
トークの内容は主にその新連載について。連載の第一回目は、なんと竪穴住居に泊まり、古代生活を体験できる宿だそう。播磨と浅田さんの軽快なトークと、プロジェクターに映し出されるインパクトのある写真に、会場は大いに盛り上がりました。

写真は、連載で泊まる宿の候補の中から、お客さんが浅田さんに行ってもらいたい宿に手を挙げてもらった様子。浅田さんはお酒が飲めないにも関わらず、酒屋さんが母体の地酒を楽しむ宿が一番人気という結果になりました。実際にどこに撮影に行ったのかは、6月25日公開の月刊旅色7月号をご覧ください!

スペシャルゲストは鈴木ちなみさん!


最後は、スペシャルゲスト・鈴木ちなみさんの登場! ちなみさんは、旅色アンバサダーとして「ランニング旅」の魅力を記事にして届けてくれています。4年ほど前からランニングを始め、ランニング旅をテーマにしたテレビ番組にも出演するちなみさん。秋田県や鎌倉に行った時のエピソードを交えながら、車では行けない場所にも行けるランニング旅は、そこでしか見られない風景や新たな発見があると語ってくれました。本当に楽しそうに話してくれる様子に、今週末はちょっと走ってみたいな、と思えてきます。これをきっかけにランニング旅に出たという参加者もいるかもしれませんね。
他にもちなみさんは、仕事でハワイに行った時の思い出も語ってくれました。ハワイは人がとても親切で温かい、と思ったそう。現地の人との出会いを大切にして旅するちなみさんだから、新しい気づきがいっぱいの素敵な旅ができるのかもしれませんね。 大いに盛り上がった今回のイベント。これからの旅のきっかけにもなったのではないでしょうか。ちなみさんも「宿の写真がとってもキレイ!」と大絶賛してくれた旅色書籍では、さらに多くの旅のかたちを紹介しています。気になった方は、全国の全国書店、コンビニ、amazon等でお買い求め頂けますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

書籍購入はコチラ




情報提供元: 旅色プラス