はじめに


数多くの本の表紙や、CDジャケットのイラストを手がけている、中村佑介(なかむらゆうすけ)さん。
中村佑介さんの作品を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
繊細なタッチと色合いが魅力のイラストで人気を博し、今では方々から引っ張りだこの人気イラストレーターです。
今回は中村佑介さんの、旅をしている気分になれる作品をご紹介します♪

旅気分のイラスト♪中村佑介さんの作品▶︎中村佑介さんのことを知りたい!


中村佑介さんは兵庫県出身、大阪在住のイラストレーターです。
大阪芸術大学出身で、バリバリの関西人なんですよ♪

ちなみに中村佑介さんの出身地・兵庫県の宝塚市は、宝塚歌劇団の本拠地。
「歌劇の街」として有名です♡

そして、漫画家の手塚治虫(てづかおさむ)さんが過ごした街としても知られていますよ。

旅気分のイラスト♪中村佑介さんの作品▶︎① 平田薫さんのブログ



中村佑介さんは、女優の平田薫(ひらたかおる)さんの大ファン!

縁あって中村佑介さんは、平田薫さんのオフィシャルブログのトップページ用イラストを務めました。

平田薫さんは、宮城県の仙台出身。
イラストの右側に、鹿や松島のイラストが見受けられますね。

そして左側には、平田薫さんが現在活躍している、東京都にちなんだものが描かれていますよ。

旅気分のイラスト♪中村佑介さんの作品▶︎② 夜は短し歩けよ乙女


中村佑介さんは、森見登美彦(もりみとみひこ)さんの代表小説「夜は短し歩けよ乙女」の表紙も担当しました。
それがこちらの素敵なイラストなんです♡

京都府を舞台に物語が進んでいくため、京都府の街にあるような赤提灯がイラストに描かれています♪

後ろの建物は、よく見るとバスのように車輪がついており、先斗町(ぽんとちょう)と書いてありますね。

結婚式帰りの女性が物語に登場するため、イラストにもドレスアップした姿があります。
可愛いドレスや、バッグ、そして脱いだミュールを手に持っているのがキュートですね♡

旅気分のイラスト♪中村佑介さんの作品▶︎③ サーフ ブンガク カマクラ


ロックバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション)のアルバム、「サーフ ブンガク カマクラ」。

タイトルの通り、収録されている曲は全て「藤沢」「七里ヶ浜」「長谷」など、鎌倉地域の名称になっています。

CDジャケットも、江ノ電と思われる電車や、大きな鳥居、海、大仏のような女性など、鎌倉にちなんだものばかり♡

アルバム自体も、鎌倉をお散歩しながら聴いてほしい楽曲ばかり。
中村佑介さんのイラストが、更に旅行気分を盛り上げてくれますね♪

旅気分のイラスト♪中村佑介さんの作品▶︎④ 親指の恋人


若者の恋愛模様を描いた、石田衣良(いしだいら)さんの小説、「親指の恋人」。
六本木ヒルズで暮らす主人公と、借金を抱えながら工場で働く女性との切ない物語なんです。

イラストには小説の舞台を連想させる、東京タワーや六本木ヒルズと思われる建物、そして工場地帯にありそうな橋や海が描かれています。

出会い系サイトで出会う2人を象徴する、携帯電話のバッテリーマークや、アンテナにも注目ですよ!

旅気分のイラスト♪中村佑介さんの作品▶︎⑤ 47都道府県のBlue Film


こちらは、中村佑介さんの画集・Blue(ブルー)の発売記念で行われたイベント「47都道府県のBlue Film」のポスターです。

全国でサイン会を開催したり、展示やトークイベントが行われたりしました。

ポスターには、馬に見立てた日本地図にまたがる、女の子の姿が!

このユニークな発想は、中村佑介さんならではですね♡
まるで日本列島を駆け抜けていくような、爽快さがあります。

おわりに


東京都や京都府の街並み、海辺など、様々なスポットをモチーフにしてイラストを描いている、中村佑介さん。
その商品や作品の世界観を表現した絵には、日本中の雰囲気や空気感を堪能できるアイデアがいっぱい詰まっていますね。
中村佑介さんのイラストに触発されて、あなたも旅行へ出かけてみませんか?




情報提供元: 旅色プラス